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matono  - ,  08:00 AM

アメリカでは子どもの成績を上げるために夏休みを短縮する流れがある

アメリカでは子どもの成績を上げるために夏休みを短縮する流れがある

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今日が夏休み最終日というお子さんもいるでしょう。夏休みの宿題、終わっていますか? 最近ではもう少し早く夏休みが明ける学校もあると聞きますが、今年になってアメリカでは、新学期を1ヶ月も早めるという流れが出てきています。

多くの公立学校では、通常180日(1学期分)の学校のカレンダーにさらに20日を追加しています。米紙『ニューヨーク・タイムズ』によると、約170の学校(そのうち140校以上は税補助を受けるが従来の公的教育規制を受けないチャータースクール)が、ここ数年で夏休みを短縮する方針に切り替えてきているそうです。実際に、オバマ大統領は、学校教育カレンダーの見直しをかなり支援しています。フォード財団とウォレス財団も、学習時間を拡大している学校特区で活動している非営利団体に数百万ドルの寄付をしました。

Image via Dawn Shearer-Simonetti Shutterstock.


夏休みを短縮することに関しては賛否両論あります。短縮賛成派の意見は、低所得の家庭の子どもが、高所得の家庭の子どもと同じような成績でいるには、学校により長い時間いるしかない、というものです。だから、家で両親と一緒にいても本なんて読まないような家庭の場合は、特に子どもが習ったことを忘れないためにも、学校に長くいたほうがいいと主張しています。また、成功しているほとんどのチャータースクールは「子どもの成績が良いのは、学校にいる時間が長いからだ」と、言っています。

また、1学期が180日間という学校制度は、現代のシステムに合っていないので意味がない、という主張もあります。米教育長官のArne Duncanさんは、「ほとんどの子どもが家業の農家を手伝っていないというのに、依然として学校のカレンダーは農業の営みをベースにして作られてきました。今では、何も関係がありません」と、話します。

今のところ、1学期を長くしたから子どもの成績が良くなったと、明らかに結論付ける研究はありません。しかし、「日数を増やすこと=学習時間が増えること」だとするならば、学校カレンダーに20日分を追加するだけでは、すべての問題を解決できません。1学期の日数が増えるということは、より多くの先生(もしくは先生の就業時間)が必要だということになり、支払う給与もさらに必要となります。つまり、全米の学校が1学期を長くするようになったとしたら、アメリカの国家予算のうち、教育以外の部分を削減しなければならなくなり、他の経済問題を生む可能性もあるのです。先生たちの中には、長時間働きたくないという人もいるでしょう。親御さんたちの中にも、子どものためにさらに長時間働きたくないという人もいるでしょう(それに、夏休みというのは、家族旅行やアウトドア活動のためにあるのではないでしょうか?)。

さらに、1学期を長くした場合、その時間に何をするべきでしょうか? 同じことをするためにただ時間を長くするのは間違っているでしょう。フォード財団で教育機会と奨学金プログラムのディレクターをしているJeannie Oakesさんは、「授業時間を長くすることと同じくらい、内容をより良くすることが重要です」と言っています。例えば、美術や音楽のクラスをさらに増やすのは、歴史の授業を増やすのと同じくらい重要だと主張する人もいます。

アメリカの公立学校の教育システムはあまりにもひどいので、どんなクラスにせよ時間を長くすることでは何の解決にもならない、という悲観的な意見もあります。ボストン大学の心理学教授であるPeter Grayさん曰く「私たちの社会が不公平なのは事実で、貧しい家庭の子どもとその両親が、夏の間に本をあまり読まなかったり、読解力(識字力)を落としてしまうのも事実です。しかし、他の制度や解決法を見てもわかるように、どんなものを学校教育システムに導入しても、彼らは全部ダメにしてしまいます」。

アメリカも日本も、教育制度や子ども教育について、内容に違いはあれど大きな問題を抱えているのは同じようです。ちょうど夏休みが一区切りするこの時期に、少し真面目に考えてみるのもいいかもしれません。


To Increase Learning Time, Some Schools Add Days to Academic Year | NYT

Republished from http://jezebel.com

Katie J.M. Baker(原文/訳:的野裕子)

  • ,,,,, - By

    香川博人

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