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大嶋拓人  - ,,  02:00 PM

外国語学習は「机上の学習」より「実践の学習」が大切という研究結果

外国語学習は「机上の学習」より「実践の学習」が大切という研究結果

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大人になると外国語学習は途端に難しくなってしまいます。文法や単語を苦労して覚えても、ネイティブスピーカーの速い会話が聞き取れる保証はどこにもありません。また、学習も継続する必要があります。1カ月間でも学習を止めてしまえば、せっかく覚えたことをすべて忘れてしまうような気さえするでしょう。

それに比べて、子供はいとも簡単に言葉を覚えてしまいます。子供は純粋だから、脳が「やわらかい」からと言って逃げてはいけません。最新の研究によると、大人であってもネイティブスピーカーと同じように脳を使い、外国語を話せるようになるそうです。

教室で外国語学習の講義を受けるより、実際に外国語を話す環境に身を置くほうが学習効果が高く、学習後5カ月間のブランク期間があっても、ネイティブスピーカーと同じように脳が機能したとのこと。つまり、大人でも子供のように外国語脳が習得できるということです

Top image by Tobias Mikkelsen.


外国語を習得するには、教室で文法を勉強するような「机上の学習」と、外国語を話す環境に身を置くような「実践の学習」の2つが必要だと考えられてきました。この新しい発見は、これまでの研究結果を覆すものとなりました。

ジョージタウン大学医療センターとイリノイ大学シカゴ校の研究者たちは「ブロカント語」という13単語からなる人工言語を使った実験を行いました。少ない単語数であるため被験者は割に早く覚えられました。しかし、文法はロマンス言語から応用しているために複雑で、習得するのにやや時間がかかりました。

次に、研究者たちは41人の被験者全員をランダムに2つのグループに分けました。最初のグループは講義などの「机上の学習」を通してこの言語を学び、もう一方のグループは会話レッスンなどの「実践の学習」を通して学びました(この後に脳の詳細分析を比較するために、被験者には右利きの人だけが選ばれました)。

学習の後、それぞれの被験者はブロカント語のリスニングテストを受けました。このテストは、文法的に間違っている文章と正しい文章が混ぜられた音声を聞き、正誤を手元のボタンで回答するというもの。テストの間、被験者の頭皮には電極がつながれていて、研究者が被験者の脳内でどんな活動が起きているのかモニターできるようになっていました。

結果、それぞれのグループの被験者は同じくらいの言語レベルまで上達していましたが、脳の分析結果は大きく異なっていました。会話練習などの「実践の学習」を通して学んだグループだけが、ネイティブスピーカーと同じように言語情報を処理していたのです。さらに、5カ月間その言語にまったくに触れないブランク期間の後でも、「実践の学習」を通して学んだグループの言語処理方法に変化はなく、ネイティブスピーカーと同じように言語情報を処理していたことがわかりました。

研究結果から言えることは、外国語学習において勉強をしない期間(ブランク期間)は必ずしもマイナスに作用しないということです。むしろ、外国語学習の効果はその勉強方法(机上の学習か実践の学習か)により大きく左右されるといえます。今回の場合、文法読解などの「机上の学習」ではなく会話練習などの「実践の学習」を通して学習したほうが、ネイティブスピーカーと同じように脳を使い外国語を話せるようになることがわかりました


Via Journal of Cognitive Neuroscience, PLoS ONE

Sophie Bushwick(原文/訳:大嶋拓人)

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