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大嶋拓人  - ,  02:00 PM

移動手段から転職まで、良い判断のためには「時間の価値」を考えることが大切

移動手段から転職まで、良い判断のためには「時間の価値」を考えることが大切

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どんな人材も「1時間あたりで生み出せる価値」が決まっています。この価値を数字で表すのは難しいですが、イベントチケット検索サイト「SeatGeek」の創設者Jack Groetzinger氏は、「だいたいの値を把握しているだけで、良い判断をするための材料となる」と言います。今回はJack Groetzinger氏から、日々の判断に磨きがかかる「時間の価値を知ること」について学びます。


「1時間あたりの価値を知ることで良い判断ができる理由」について、ビジネスの例を使って説明してみましょう。わがSeatGeek社にBobという架空のセールスマンがいたとします。彼は勤務1時間あたり150ドルの価値を生み出しているので、もし彼が風邪をひいて1日仕事を休めば、会社は約1500ドルを失うことになります。

風邪が治ったあと、Bobは会議のためにニューヨーク出張があるとします。そこまで行くのに2ドルの地下鉄か、27ドルのタクシーという選択肢があるとしましょう。タクシーを使えば30分の時間が節約できます。交通費を節約するためには地下鉄を使った方がいいような気がしますが、その場合、時間的ロス(機会費用)を含めると会社から50ドルを奪っていることになります。地下鉄を使うという判断によって会社の価値がそれだけ下がることになり、会社の株を2%所有する株主なら1ドルは損することになるでしょう。この場合、株主にとって最適なのは、Bobが30分オフィスで長く働き、その後タクシーを使ってニューヨークに向かうことなのです

Image remixed from Alex Staroseltsev(Shutterstock)

 


■時間とお金を「トレードオフ」で考える

この「地下鉄とタクシー」のように考えれば、同じようなトレードオフは日々あることに気づくでしょう。例えば、私は最近、従業員のために新しいパソコンを買う機会がありました。Amazonを見ると、探していたPCが700ドルで売られているのをすぐに見つけました。もちろん、これまでの経験上、最安値のPCを探すならAmazonは最適なサイトではないとわかっていました(実際、あと15分間くらい念入りに検索すれば660ドルのPCを見つけられる自信がありました)。ただ、私は自分自身が1時間あたりに生み出す価値は160ドルと考えていたため、Amazonで買ってすぐに次の仕事に取りかかった方が「時間的ロスが少なくて合理的」と判断しました。

誰でも構わないのですが、仕事中の人を呼び止めて「今いくらの価値を生み出していますか?」と聞いたとしましょう。その人がすぐに数字で答えられる状態が理想的です。実際、これはとても難しいはずです。ただ、自分が生み出している価値を常に把握しておけば、良い判断をするための材料になります。逆に、全く把握していなければ、勘に頼って人生を生きていくようなことになるでしょう。


■自分が生み出す価値は常に変化し続けている

ひとりの人間が生み出す価値は一定ではなく、常に変化し続けています。例えば、私がインターネットに接続できない飛行機の中で待たされていれば、SeatGeek社に対して生み出す価値は小さくなるでしょう。反対に、翌日の大事なプレゼンのためにギリギリまで粘っているときに生み出す価値はとても高いはずです。もしその時間がたった2時間でも失われたら、結果的にプレゼンが失敗して会社の価値を著しく落とす可能性すらあります。そんな状況であれば、少しくらいぜいたくにお金を使っても許されるというわけです。


■「生み出す価値」=「給料」ではない

ひとりの社員が会社に対して生み出す価値は、その社員が受け取る給料と同じではありません。ある人が生み出す価値の試算は、理論的には簡単です。勤務時間のうち、1時間仕事をしなかった場合、会社の利益をどれくらい損なうかという計算をすればいいのです。

また、野球で使われる用語で「VORP」という指数があります。これはValue over replacement player(補欠選手と比較した価値)という意味で、会社であれば「ある社員の価値は転職市場ですぐに調達できる人材と比べてどれだけ優れているか」ということになります。仮にその社員が高い給料をもらっていたとしても、転職市場で代わりがすぐに見つかる状況であれば、その社員を会社に置いておく理由は少なくなり、給料も比較的低くなるでしょう。反対に、代わりの人材が簡単に見つからない状況(その社員の専門性が高い場合など)であれば、それだけ会社はその人を解雇しにくくなり、給料も比較的高くなるでしょう。

ただ、世の中には非常に高い価値を生み出しながら「代わりが見つかりやすい」職種もあります。救急隊員の例を考えてみましょう。救急隊員が生み出す価値は計り知れません。短時間仕事をしなかっただけで人間の命が失われる可能性もあるからです。しかし、アメリカでは救急隊員の転職市場は流動的で、救急隊員として仕事が見つかるかどうかは運任せの面があります(つまり、仕事が見つからなかったとしても、その救急隊員のスキルが低いとは必ずしも言えないということ)。

私たちは人材の価値を考えるとき、単純に「給料が高ければ生み出す価値も高い」と思いがちですが、実際はそうではないと覚えておく必要があるでしょう。


■70ドル多く払ってもワンランク上のホテルに宿泊する理由

最後にわかりやすい例をもう1つ挙げておきます。この記事を書く1週間前、私はラスベガスで開催されるビジネスサミットに出席するため、会場となった「Bellagio」というカジノホテルを訪れました。

サミットは今回で3回目の参加でしたが、過去に2回参加したときは「Imperial Palace」というホテルに滞在しました。そこはラスベガス大通りの真ん中にあるのにネバダ州で最も安いといえるホテルで、当時の私は「安ければなんでもいい」と思っていたのでそこを選んだのでした。

今年は場所を変えて「Cesar's」というホテルに宿泊しました。理由はこちらの方がサミットの開催地に近かったから。Cesar'sに泊まることで1日70ドルを余分に払うことになりましたが、元のホテルから会場まで歩いて行き来する時間的コストを考えたら、意外とお得だと気づいたのです。もちろん、この考え方を突き詰めると最終的には「開催地のBellagioホテルに泊まればいい」となるわけですが、1日250ドルもすると知ってさすがにやめました。

ケチな性格まではなかなか治せないようなので、継続して取り組むのがベストと言えそうです。しかし、誰でも「時間の価値」を考えることで、時間の使い方はどんどん上達していくでしょう。


The Value of Time | Jack Groetzinger

Jack Groetzinger(原文/訳:大嶋拓人)

 

  • ,,,, - By

    友清哲

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