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itouitou  - ,,,  10:00 PM

結局、デジタルカメラはどうやって選べばいいの?

結局、デジタルカメラはどうやって選べばいいの?

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ライフハッカー編集部様

現在、デジタルカメラの購入を検討しています。しかし、どんなスペックのカメラを選べばいいのかよくわかりません。以前、デジタルカメラの画素数は画質そのものとはあまり関係がないと聞いたことがあります。カメラ選びで本当に大切ことは何でしょうか? また、実際に良い写真を撮るためにはどんなスペックに気をつけたらよいのでしょうか?

Spec'd Outより

 


Spec'd Outさんへ

まさにその通り。画素数とは、カメラが一度の撮影でキャプチャーできるピクセル数のことで、写真の画質そのものとはあまり関係がありません。どちらかと言えば、小型カメラなのに画素数が多すぎるのはあまり良くありません。小型カメラに大量の画素を詰め込んでしまうと、写真にノイズが入りやすくなります。小さなスペースにあまりに大量の情報が取り込まれるからです。

もちろん技術の向上とともにこの問題は減少してきていますが、高品質の写真を撮影できるカメラを探したいのなら画素数で判断すべきではありません。画素数だけでなく、カメラのパッケージに書いてある様々な特長も、そのカメラで撮影できる写真の品質を保証するものではありません。もっと言えば、技術的なスペックがわかったからといって、そのカメラが本当に美しい写真を撮れるかどうかを判断することはできないのです。しかし、高品質の写真を撮れるカメラを選ぶ上で、参考にできるスペック的な指標がまったくないわけではありません。まずチェックすべきなのは「センサー」です


センサー

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デジタルカメラのセンサーは、アナログカメラのフィルムに相当します。撮影時にはセンサーが実際に光に露出され、センサーが感知したものをカメラのほかの部品が記録する仕組みになっています。センサーにはありとあらゆる種類があり、すべてを比較することは無理がありますが、代表的な4つのタイプのセンサーについて学んでおくことは、あなたにとってプラスになります。以下、センサーのサイズの小さいものから大きいものの順に解説します。

■携帯電話やポイントアンドシュートカメラのセンサー

携帯電話やポイントアンドシュートのカメラに使われているセンサーは、サイズがとても小さく、狭いエリアの中にたくさんの情報を詰め込もうとしてしまっています。これは写真の品質を下げる一因になります。また、小型センサーは集光の問題も抱えています。センサーは光を集める場所ですが、光の足りない場所では小さなセンサーでは十分な光を集められないのです。これも写真の品質低下を招きます(その点、iPhone 4Sのカメラは例外的に優れています)。小型センサーは日々進化しており、画像処理プロセッサーがそれをサポートしています。小型センサーが光の足りない状況に陥ると、画像処理プロセッサーがそれを補おうと働きます。画像処理プロセッサーは暗い箇所を明るくし、明るすぎて見えにくい箇所を補正しようとします。これは確かに有利に働きますが、デメリットもあります。暗い写真を画像処理で明るくしようとすると、ノイズが増え画像が粗くなってしまうのです。もちろん画像処理プロセッサーはこのことを認識し、ノイズを減らそうとします。その結果、今度は写真からシャープさが失われてしまいます。つまりシャープネスこそが小型センサーの課題でもあるわけです。

携帯電話の場合はセンサーのサイズについて選択の余地はないかもしれませんが、ポイントアンドシュート・カメラの購入時には検討すべき要素となるでしょう。一般的にカメラのサイズが小さくなればなるほど、センサーのサイズも小さくなります。センサーが小さくなると、メーカー側はその欠点を何か別の方法で補おうとします。それが時として画質を下げてしまうのです。もちろん、センサーが小さいカメラはすべて画質が悪いとは言い切れませんが、普通は大きなセンサーのほうが高品質の写真を撮れる可能性が高いと言えます。


■マイクロフォーサーズのセンサー

マイクロフォーサーズシステムは大きなデジタル一眼レフとポイントアンドシュートカメラの折衷案として考案されました。高画質を実現するために、レンズを交換可能でかつコンパクトなシステムを制作するというコンセプトから生まれたものです。比較的大きなセンサーを搭載し、レンズも交換可能であるため、携帯性を確保しながらも高品質な写真撮影を実現しています。


■APS-Cセンサー

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APS-Cセンサーはデジタル一眼レフカメラでよく使われていますが、ソニーのNEXシリーズのようなコンパクトカメラで使用されるケースもあります。ポイントアンドシュートカメラや携帯電話のカメラのセンサーよりもかなり大きなセンサーで、それが強みとなっています。センサーが大きいと光を集めるのに苦労しなくて済むのです。また、写真の被写界深度をコントロールすることにも優れていますし、フォーカスが当たっていない背景部分の描写もきちんとできます。

ただ、APS-Cセンサーにも欠点はあります。それは「クロップファクター」です。クロップファクターとはAPS-C規格のカメラにレンズを装着したときに、レンズが少し拡大されることを指します。28mmレンズをAPS-C規格のカメラに装着した場合、45mmレンズを取り付けたかのようになってしまいます。基本的にすべてのものが少しズームされるのです。大きな問題ではないかもしれませんが、これを知っておくことは重要なことです。ワイドな写真を撮りたい場合は、かなり広角なレンズを買う必要があります。28mmレンズは、35mmフィルムやフルフレームカメラではワイドレンズとして十分かもしれませんが、APS-Cセンサーのカメラではおそらく不十分でしょう。


■フルフレームセンサー

フルフレームセンサーは、35mmフィルムと同等だとみなされています。Canon 5Dシリーズなどのハイエンド一眼レフカメラで使用されています。フルフレームセンサーの一番の利点は、クロップファクターがないところです。APS-Cカメラにはクロップファクターがあり、レンズが少し拡大されてしまいます。例えば、APS-Cベースのカメラでの28mmレンズは、通常のカメラでの45mmレンズに相当します。フルフレームカメラではレンズは一切拡大されません。28mmレンズは28mmレンズとしてそのまま機能します。また、もうおわかりだと思いますが、大きなセンサーはより多くの光を捉える性能を持っていますので、暗い場所では小さなセンサーよりも大きなセンサーの方が断然有利です。さらに、大きなセンサーは、35mmカメラのような浅い被写界深度を作り出すことが可能。つまり、フルフレームのカメラは高い品質の写真を撮影できるということです。もちろんその他の条件にもよりますが、基本的に高い品質を期待できると言えます。


■結論

センサーが大きいほど、より高品質の写真が撮れます。絶対そうだとは言いませんが、携帯のカメラで撮影された写真と、一眼レフの写真を見間違うことはないでしょう。つまり、デジタルカメラを比較するときは、真っ先にセンサーに注意を払うべきなのです。



画像処理プロセッサー

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カメラの画像処理プロセッサーも写真の品質に影響します。ただし、JPEG形式ではなくRAW形式で撮影する場合はあまり関係ありません。RAW画像は、センサーが捉えたそのままの現像処理をしていないデータです。撮影後に自分で現像処理をしたい人にはこの形式がよいでしょう。ポイントアンドシュートのカメラや、写真をJPEG形式で保存する場合には画像処理プロセッサーの性能が問題となってきます。

多くのカメラは、写真を補正するために、露光など様々な設定ができるようになっています。画像処理プロセッサーが優秀であれば、これらの設定がより有効に機能します。加えて、画像処理プロセッサーはすばやい連続撮影を可能にしてくれます。これは写真の品質とは直接は関係ありませんが、ベストショットを逃さないためには重要な要素です。画像処理プロセッサーの処理速度によって、撮影スピードが大きく変わってきます。とくに大量の写真を連続撮影したいわけではないという人でも軽視すべきではありません。カメラのスピードはとても重要です。処理速度の速い画像処理プロセッサーは、理想的とは言えない光の状況下でも写真をうまく補正してくれます。


その他

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デジタル一眼レフなどのレンズが交換できるカメラを使い慣れている人は、レンズの性能がいかに重要かを知っているはずです。レンズこそがカメラの眼なのです。レンズの質が悪ければ、写真の質がよくなることはありません。一般的に、ポイントアンドシュート・カメラに装着できるレンズの質は限られます。小型カメラに装着できるようにサイズを小さくする必要があるためです。レンズの品質については少々専門的な知識が必要となりますが、まずは開口部の最大口径や、レンズがどれくらいワイドになるかをチェックすべきです。開口部の口径が大きければそれだけ多くの光を取り込むことができます。つまり、口径が大きいほど暗い場所での撮影に有利だということです。また、口径はFストップ(f-stops)とも関連があります。レンズのスペック表によく「f/3.5」などの表示を目にすることがあるでしょう。これが開口部の最大口径やFストップを表しています。f/3.5というのは標準的な値です。一般に、ワイド口径とはf/1.4~f/2.8の範囲を指します。暗い場所で撮影をするなら、ワイド口径のレンズを使いましょう。

最後に、レンズのシャープネスも検討にいれるべきでしょう。シャープネスはスペック表には書いてありませんので、実際にテストしてみるしかありません。そのカメラが高品質の写真を撮れるかどうかを見分けるには、2つのことをします。

  1. 写真のサンプルを確認する。
  2. 自分自身の経験に頼る。


一番良いのは、テストして気に入らなければ比較的よい条件で返却できるようなお店でカメラを買うようにし、実際に使って試してみることです。しばらく使ってみて、違うと思えば返却しましょう。もし返却が不可能だったり前もってよく調査したいと思ったりした場合は、Digital Photography Reviewというサイトにたくさんのサンプルや比較記事を掲載していますので参考になります。比較記事は多少専門的かもしれませんが、ほかにも誰にでも役立つ様々な情報を掲載しています。技術的なテストや実生活で撮影された無数のサンプルも載っています。どのカメラが実際に品質の高い写真をとれるカメラなのかは、あなた自身の眼で確かめてください。あなた自身が満足できたら、それで十分なのです。


それでは、撮影を楽しんでください!

ライフハッカーより愛をこめて


Adam Dachis(原文/訳:伊藤貴之)

 

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