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尾越まり恵  - ,,  08:00 PM

ググる前に、今だからこそ「辞書」を開こう

ググる前に、今だからこそ「辞書」を開こう

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意味のわからない言葉に出会ったとき、皆さんはどうしていますか?

今はその言葉をインターネットで検索すれば、すぐに答えは出てきます。私もそうやって日常を過ごしていました。しかし、ある一冊の本を読んで、また子どもの頃のように「辞書」を引いてみようと思ったのでした。

Photo by torisan3500.

 


2012年の本屋大賞に選ばれた『舟を編む』(三浦しをん著・光文社刊)。辞書づくりに人生を捧げた人たちの物語です。

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この本では、多くの識者や編集者が一つひとつの言葉と向き合ながら、何年もあるいは何十年もかけて一冊の辞書を作り上げていく様が、リアルに、また温かく描かれていました。言葉は日々生まれ、死んでいきます。そして使い方も変化もします。

辞書もその時代に合ったものであるよう、出版された日から、すぐにまた次の版への改訂のための編さん作業が始まると言います。

まさに言葉という大海原にこぎ出すための舟の役割を果たす辞書。言葉を愛し、編み続ける人たちの仕事に終わりはありません。

日本で最初に出版された辞書(国語辞典)は、文部省報告課に勤務していた大槻文彦氏が編さんした『言海』です。言海は1875(明治8)年から実に11年の年月をかけ、1886(明治19)年にようやく完成しました。


その後、日本ではさまざまな特徴をもつ多くの辞書が出版されています。今回はその中でも代表的な3つの辞書を紹介します。

■広辞苑

岩波書店から出版されている『広辞苑』は、私たちにとっては一番馴染みがあり信頼度も高い辞書だと思います。

1955(昭和30)年5月25日に初版が出版された後、改訂を繰り返し2008(平成20)年に10年ぶりに出版された新版(第六版)には、新たに「ニート」や「イケメン」などの言葉が収録され、話題になりました。第六版には約24万語が収められています。


■大辞林

1959(昭和34)年、広辞苑の初版が出版されてから4年後、三省堂書店から広辞苑に対抗する辞書を出版する企画が持ち上がりました。それが『大辞林』です。しかし、実際にその志が実現したのは、29年後の1988(昭和63)年のことでした。そのため、比較的新しい辞書というイメージをもたれているようです。

この長い時間をかけて編さんされた甲斐あって、出版以来、大辞林は広辞苑と並び日本の辞書の双壁となっています。2006(平成18)年、11年ぶりに改訂された第三版には、23万8000語が収められています。


■新明解国語辞典

『舟を編む』の中でも効果的に登場するのが、三省堂書店から出版されているこの『新明解国語辞典』。最新版は2011年12月に刊行されたばかりの第七版です。

収録語数は7万7,500語と決して多くはありませんが、帯には「日本で一番売れている国語辞典!」の文字が。

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新明解国語辞典は、その独創的な語釈が人気となり、「新解さん」という略称で呼ばれるほど、多くの人に愛されている辞書なのです。

例えば、「恋愛」という言葉はこんなふうに説明されています。

れんあい【恋愛】

特定の異性に対して他の全てを犠牲にしても悔い無いと思い込むような愛情をいだき、常に相手のことを思っては、二人だけでいたい、二人だけの世界を分かち合いたいと願い、それがかなえられたと言っては喜び、ちょっとでも疑念が生じれば不安になるといった状態に身を置くこと。

とても辞書とは思えない、情熱的な説明だと思いませんか?

このように「新解さん」は読み物としても大変おもしろいものになっています。辞書を買い、開くのはハードルが高いと感じる方は、まずはtwitterの非公式bot(@shinmeikai_bot)をフォローしてみるのもオススメです。



言葉は万能ではありません。でも、自分の思いや感情を表現するために、必要なものです。多くの言葉をもつことは、仕事でもプライベートでも必ず武器になります

そしてその言葉の解釈を示してくれる辞書には、それに懸けた編者の思いが詰まっているのです。同じ言葉でも、辞書によって解釈や表現もさまざま。

自分のお気に入りの一冊を手元に置いて、時には辞書を開き、より深く言葉の意味を理解することは、とても有意義なことではないでしょうか。


(尾越まり恵)

 

  • ,,,,, - By

    香川博人

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