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ライフハッカー編集部  -   11:00 AM

今週のライフハック格言~「小林秀雄『真贋』」の言葉

今週のライフハック格言~「小林秀雄『真贋』」の言葉

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日々続く、格言を探す旅。探す旅といっても、自分が歩いてきた道を辿るような旅ですが、時間を置いて歩くと、同じ道でもいろいろ発見があるものです。

今回は、近代批評の巨人・小林秀雄の小品から。角川文庫版の『常識について』などに収録された「真贋」という話のなかの一節です。
 


骨董商「瀬津」の主人の話としてこんな話を語っています。

今では名の知れた骨董商となっている主人が青年のころ、骨董商が集まる競りで、志野焼の素晴らしい茶碗を見つけます。青年はなんとしてもそれを落とそうと、5000円、いや6000円まで出しても構わないと決め(「真贋」が書かれた昭和26年で、教員初任給が5000円程度。競りが行われていたのは恐らく昭和の初めでしょうから、そのころですと教員初任給が50円程度の時代)、入札したところ3000円で落札。狂喜していると、なんと、先輩の商売人から「あれはどこの会でも300円を出たことがない」と言われてしまう始末。はたして、数日後にある金持ちのところに持って行ったところ、やはり売れずに返品されてしまいます。それでもやはり、その茶碗は美しく見えるわけです。そうして一晩、茶碗を眺めていると...

眠られぬ夜は明けて、茫然と雀の鳴き声を聞いていると、茶碗はいいのだ、俺という人間に信用がないだけだ、という考えがふと浮かび、突然の安心感でぐっすり寝てしまったそうだ。彼に信用がつくに従い、彼の茶碗が美しくなったことは言うまでもない。では美は信用であるか。そうである。

たしか高校へ行く途中の電車でこの話を読み、肩の力がフッと抜けて、感動のあまりそのまま学校をサボった記憶がありますが、今読み返してもその感覚は蘇りますね。

もし、仕事なんかで、他の人の言葉は受け入れられるのに、あなたの言葉が「通らない」「伝わらない」「届かない」と感じたとき、ちょっと上の引用部分をご覧いただくと、すっと気持ちが楽になるかと。発する言葉自体は、同じ人間なんだからそれほど変わらないんですよね。きっと。違うのは信用だけだったりするわけです。

この言葉に出会ったおかげで、鬱屈したり、悶々としたりする時間を減らせた気がします。もしそんなお悩みを抱えている方が身近にいたら、ぜひこの言葉を贈ってあげてください。


(常山剛)
 

  • ,,,,, - By 香川博人LIKE

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