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海外で怪我や病気になったら...
こんばんは、編集委員の早川大地です。
海外での病気や怪我は、想像する以上に怖いものです。普段病気などしないから大丈夫! という方も、環境の違う海外では体調を崩す可能性が...。高山病や現地の熱病など、土地固有の病気もありますし、不慮の事故などで入院を余儀なくされることもあります。つい先日も、有名な旅ブロガーの夫婦が旅先で不幸にもマラリアで命を落とすなんてことがありました。
さらに、海外での治療費はとにかく高額です。国にもよりますが、入院しての治療なんていうことになれば、一日ウン万円は余裕で飛んでいくわけで、全部の総費用が数百万、数千万なんてこともありえます。さらに亡くなってしまった場合には、莫大な遺体搬送費が遺族に請求されることもあります。そのようなことのないよう、旅慣れているつもりでも、必ず保険には入ってください。
というわけで今回は、海外での怪我・病気の注意点を書きます。
Photo by ernstl.
■怪我・病気に備えて
1. 保険は必ずチェック!
まず一番大事なのはこれです。海外に行く方は、クレジットカード付きのものでも海外旅行保険には絶対に、絶対に入ってください。
また、対象や補償額などはそれぞれプランによって違います。死亡保険はついているか、携行品はいくらまで保証されるか、病気で飛行機に乗れなかった場合などの航空券も対象になるか、などをチェックしましょう。クレジットカードの保険は一般的には低額です。入院にまでなった場合は、治療費全てをカバーしきれないケースも出てきます。
2. 水や薬
基本的なことですが、外国の水は飲まない方が無難です。たとえ先進国であっても、水道水は飲めないのが普通です。日本のキレイな環境に慣れていると、ちょっとしたことで体調を崩しやすいので、必ずペットボトルの水を飲むようにしましょう。しかし、タチの悪い店だとペットボトルに水道水を入れてあったりするので厄介です...。
それと、薬は持って行かずに現地で買えば大丈夫でしょう。現地の病原菌にあった薬のほうが良く効きます。
■病気、怪我になったら
1. 病院
まず、何はなくとも病院に行きましょう。大都市ならば、緊急病院はたいていあります。海外法人医療基金のサイトに救急病院のリストがありますが、もちろんここに出ていない国でも緊急病院はありますので、現地で直接ホテルのフロントなどに聞くか、ウェブなどを調べるのが良いと思います。
田舎だと首都まで移動したり、場合によっては別の国へ搬送されたりする場合もあります。ちなみに、このような移動の際の交通費なども保険対象です。
2. 医師の診断書
医師に診断してもらう際は、必ず診断書をとりましょう。その際には「具体的な症状」、「予後の指示(何日くらい安静が必要か、移動の可否など)」を、必ず英語で記してもらうようにしてください。
3. 救急車の費用に注意!
日本以外の国はたいてい有料です。それどころか高いです。ニューヨークなら300ドル(約2万3千円)ほど。その他国や地域によってまちまちですが、数万円かかるのが普通のようです。
他の緊急な患者への配慮にもなりますし、タクシーのほうが安い場合がほとんどですので、よっぽどの重症じゃない限り、救急車を呼ぶのは控えた方が無難です。
4. 言葉が苦手な場合
言葉の通じない国でお医者さんにかかるとなると、なにかと怖いものです。クレジットカード会社や保険会社はたいていの場合、日本語のヘルプデスクを用意しているので、そちらに頼りましょう。たとえば、VISAカードならVJデスク、JCBならJCBプラザなどがあります。
僕の場合、体調を崩して飛行機に乗れず、やむなく延泊をした経験が2度あります。費用面では保険がおりたから良かったものの、おかげでその後の仕事や用事をすっとばすことになってしまい、色々と面倒な目に遭いました。これで保険がなかったら...と思うとゾッとします。
みなさま、怪我や病気には気をつけて、良い旅をお過ごしください。
(ライフハッカー[日本版]編集委員・早川大地)
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日本で加入している民間の医療保険も海外での疾病の際に保険請求できるかもしれません。保険契約の内容の確認と、保険請求時にどのような書類が必要になるかチェックしておきましょう。