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AppleのMailで添付ファイルを一括削除(一括保存)する方法
Appleの『Mail』は非常に優れたメールクライアントですが、悩みの種もあります。添付ファイルがライブラリフォルダの奥深くに保存されていて、知らないうちにディスクスペースを占領してしまうことです。
単純に添付ファイルを削除するだけなら簡単なのですが、別のハードドライブに添付ファイルだけを一括保存したい場合は、少し複雑な手順が必要となります。とくに『Lion』ではそうです。しかし心配はご無用。これからその手順をご説明します。少し手間はかかりますが、それほど難しいというわけではありません。
■添付ファイルを一括削除する
AppleのMailでは、どのバージョンであれ、添付ファイルの一括削除は簡単にできます。ここでは、最も早い方法をご紹介します。
![]()
- Mailを起動して新しい「新規スマートメールボックス」を作成します。画面左下にある「+」ボタンを押すか、メニューの「メールボックス」から「新規スマートメールボックス」を選択。
- ここで注意。今から設定するスマートメールボックスのルールは、全体に対して適用されるので、気をつけてください(これがデフォルト設定のはずです)。
- ポップアップ画面が表示されたら、条件に「添付ファイルを含んでいる」を指定します。ここで、ゴミ箱や送信済みのメッセージも含めるように指定することも可能です。OKボタンを押すとスマートメールボックスが作成されます。
- 作成されたスマートメールボックスを開いて、該当メッセージがきちんと格納されていることを確認します。インジケーターが回転していたらまだ処理中なので、少し待ちましょう。処理がおわり、スマートメールボックス内に添付ファイル付きのメッセージがすべて格納されていることを確認したら、「Command+A」を押してすべてのメッセージを選択します(または「編集」メニューから「すべてを選択」)。
- 「メッセージ」メニューから「添付ファイルを取り除く」を選択します(リストの下の方にあるはず)。添付ファイルがたくさんある場合は、処理に少し時間がかかるかもしれません。
ここで注意点があります。上記の手順で添付ファイルを削除する時、ハードドライブから削除されるだけでなく、同時にサーバーからも削除されることに注意してください(ただしIMAPの場合)。
添付ファイルを削除すると、Apple Mailは添付ファイルが削除されたメッセージをサーバーにアップロードし、オリジナルの添付ファイル付きメッセージをサーバーから削除します。もし、サーバーにはオリジナルのメッセージを保ちたい場合、これはとても困ったことです。また、大量の更新処理が発生するのも、うれしくありません。同じメッセージがいくつも重複してしまう可能性もあります。この方法のマイナス点と言えるでしょう。
■添付ファイルを一括保存する
添付ファイルの一括保存は『Snow Leopard』ではとても簡単な作業です。しかし、なぜかLionでは複雑になってしまっています。以下に、Snow LeopardとLionの両方の手順をご紹介しますので、あなたのOSに合った手順を参照してください。
Mac OS X Snow Leopard (10.6.x) の手順
- Finderの左サイドバーにあるホームフォルダを開きます(家のアイコンと並んであなたのユーザーネームが表示されているところ)。ここをクリックすると、ホームフォルダに行きます。
- 「ライブラリ」というフォルダがあるので、それを開き、その中から「Mail」フォルダをクリックします。すると、名前がIMAPかPOPから始まり、あなたのメールアドレスを含む文字列が続いているフォルダがあるはずです。例えば、原文筆者の場合だと「IMAP-adachis@lifehacker.com@imap.gmail.com」となっています。このフォルダはメールアカウントの数だけ存在するので、複数アカウントを持っている場合は、各アカウントについて個別に作業が必要です。それでは最初のひとつを開きましょう(IMAP-xxxもしくは、POP-xxxフォルダを開く)。
- ここにいくつかのフォルダがありますね。最初に、IMBOXフォルダがあることに気づくでしょう(例えば「INBOX.imapmbox」)。このフォルダの中に「Attachments」というフォルダがあります。 そして、このフォルダの中にはさらにフォルダがあり...。なんとも複雑な構造です。AppleのMailは、添付ファイルを少し難解なフォルダ構造で格納しています。しかし、基本的にはAttachmentsフォルダ以下のどこかのフォルダに、すべての添付ファイルが格納されています。つまり、これらのフォルダをすべて別のハードドライブにコピーし、メインのハードドライブから削除してしまえば、添付ファイルの一括保存ができたことになります。わかりやすい手順ではありませんが、複雑すぎるわけでもありませんね。
- 残りの手順はこの繰り返しです。上記で一つのINBOXフォルダについて添付ファイルの一括保存を行っています。同じアカウント内の他のメールボックスにも添付ファイルが入っている場合は、各メールボックスについても同じ手順を行ってください。また、複数のメールアカウントを持っているなら、各アカウントについても同様の作業が必要です。たしかに面倒な作業ですが、膨大な時間がかかるというほどではないと思います。

Mac OS X Lion(10.7.x)の手順

- まずライブラリフォルダを開いてください、と言いたいところですが、Appleは「Lion」でライブラリフォルダを隠してしまいました。かといって、やみくもに探し回る必要はありません。まずはライブラリが見えるようにします。
ターミナルを開き(アプリケーション > ユーティリティ > ターミナル)、「chflags nohidden ~/Library」と入力して、returnを押しましょう。すると、ホームフォルダの中にライブラリフォルダが表示されるはずです(ホームフォルダは、家のアイコンのところ)。ライブラリを表示させるもう一つの方法は、Finder上でoptionキーを押しながら、メニューの「移動」をクリックします。リストの中に「ライブラリ」も表示されているはずです。
- ホームフォルダからライブラリに行き、Mailフォルダを開きます。「Mail Lost+Found」というフォルダと「V2」というフォルダがあるはずです。「V2」のほうを開くと、名前がIMAPかPOPから始まり、あなたのメールアドレスを含む文字列が続いているフォルダがあるはずです。例えば原文筆者の場合だと「IMAP-adachis@lifehacker.com@imap.gmail.com」となります。このフォルダは、メールアカウントの数だけ存在するはずですので、それぞれについて個別に作業が必要となります。最初のひとつを開いてください。
- LionのMailの管理構造はとても複雑です。添付ファイルをまともに探そうとしたら大変なことになるので、検索機能を使いましょう。Finder上で「Command+F」を押して検索画面を起動します(または「ファイル」メニューから「検索」を選択)。デフォルトでは検索対象が「このMac」となっているので、現在のフォルダに切り替えます(上の画像参照)。
検索対象を切り替えたら、検索ワードに「Attachments」と入力します。Lionでは、検索ワードのところでドロップダウンメニューが表示され、様々な検索オプションを選択できます。ここでは「ファイル名が"Attachments"を含む」を選択しましょう。
検索結果を見ると、Attachmentsという名前のフォルダがたくさん並んでいます。これらをすべて別のハードドライブに移動し、オリジナルを削除してください。これで、そのアカウントの添付ファイルをすべて一括保存&削除したことになります。
- 他のアカウントについても同じことを繰り返してください。複数のアカウントをまとめて検索することもできますが、アカウントごとに添付ファイルを一括保存したいのであれば、アカウントごとに検索を実行して保存作業を行なってください。もしアカウントごとでなくてもいい場合や、ただ削除さえすればいい場合は、4. は無視して、3. で検索対象フォルダを「V2」にしてから後の手順を実行してください。

![]()
以上です。これでめでたく添付ファイルの一括削除(一括保存)ができましたね!
Adam Dachis(原文/訳:伊藤貴之)
- AppleのMailで添付ファイルを一括削除(一括保存)する方法
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