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Google+で個人情報とプライバシーを管理するためのガイド
「Google+」はカッコイイ転校生のように、今最も話題の尽きないソーシャルネットワークサービスです。なぜ大勢の人がFacebook以上に関心を持っているのでしょうか? それは、Google+が「ユーザーのプライバシーを守る」と明確に宣言しているからだと思います。Google+に新しく加入した方や古参の方々も、個人情報を上手く管理することで安心して利用できます。
今回は、Google+のサークルの設定方法及びプライバシーに重点を置いた使用方法、他人から見た自分のプロフィールの安全な設定、投稿をどのサークルと共有するかの基準、隠された機能、そして調整が必要な設定など(例:友達だけでグループチャットができるように設定する)をご紹介します。
Photo remixed from an original by Michael D Brown / Shutterstock.
■サークルとプライバシー

サークルは、Google+の友達やコンタクトを簡単に整理できる機能です。プライバシー管理の基本は、サークルをどう管理するかによって変わってきます。基本的には2つのプライバシー設定があります。投稿ひとつずつの設定、そしてサークル毎に表示される個人情報の設定です。
設定の管理方法は非常に簡単で、まずサークルを作り(家族、仕事、テック系など)、そのサークルに友達を分けていき、どのサークルの書き込みを見たいのか、自分の投稿を誰と分かち合うのかを選択します。
知っておくべき事
- サークルの初期設定はプライベートモードになっています。 設定したサークルに誰がいるのかを知る人はアナタだけです。悪い言い方ですが、「苦手な人」サークルを作り、上司をそのサークルに入れたとしても、誰も知ることはありません。
- サークルのシステムは、誰がどの投稿を読めるのかを管理するのが面倒になる可能性があります。サークルの管理として重要なのは、誰がどのサークルに入っているのかを覚えておくことです。例えば、上司を「苦手な人」サークルには入れているものの、「仕事関連」というサークルには入れていないかもしれないので、ちゃんと覚えておく必要があります。そして、書きこむ時にサークルに合った内容なのかなどを(これについては後ほど説明)考えなければいけません。
Google+のサークル、Twitterのフォロワー、Facebookの友達の違い
- Google+のサークルは必要な機能を複雑にせず、直感的に使えるので、沢山のユーザーから高評価を得ています。Facebookの友達リストよりも分かりやすいでしょう(誤解があるといけないのですが、友達リストもFacebook上でのプライバシーを守る非常に便利な機能です)。ただし、TwitterやFacebookに慣れている場合、サークルの機能は少し複雑に感じるかもしれません。
- Twitterと同じように、Google+では自分のサークルに任意のユーザを加える事で、その人の投稿をフォローできます。Facebookのように認証が必要なわけでもなく、Twitterのように相手がこちらをフォローする必要もないので、気兼ね無くサークルに加えられます。ただし、相手があなたをサークルに加えない限り、一般公開された投稿しか読めません。
- 誰でも自分のサークルに加える事ができるということは、逆に誰でもアナタをサークルに加えることができるということです。残念ながら、Google+にはTwitterの保護ツイート機能のうような、ユーザー認証して公開するといった機能がありません。よって、投稿する時にどういう設定で公開するのか注意する必要があります。とはいえ、投稿を一般公開しないかぎり、その人達に閲覧はできません。
Google+のサークルは簡単にセットアップ、使用でき、Google+の基礎となっていますが、TwitterやFacebookに慣れていると少し分かりづらいかもしれません。サークルは、TwitterとFacebookの長所を取り入れた機能といえるでしょう。
ユーザーは誰でもあなたをフォロー、サークルに追加できますが、重要なのは投稿のプライバシー設定はあなた行えるという点です(下記で詳しく説明)。Google+には様々な設定項目があり、誰がプロフィールを閲覧できて、投稿を見ることができるのかを細かく設定できます。
■必要以上の個人情報が漏れない様に、プロフィールを管理しましょう

Google+のプロフィールページは沢山の情報を提示しています。経歴(職業、学歴、今まで住んだ場所、その他)、写真や共有した動画、過去に「+1」を押したサイトが表示されます。友達や仕事仲間をサークルにグループ分けした後は、プロフィールページを管理してプライバシーを保ちましょう。

プロフィールのデフォルト設定及び注意点
- フルネーム:プロフィール設定で唯一、記入必須項目であり、全ての人に公開される部分です。この項目で名前を変えた場合、Google全般のサービス(メール、docs、その他)で使われる名前が全て変更されます。
- ウェブ上に表示される情報(検索などで):自己紹介、プロフィール写真、性別、誰がアナタのサークルにいて、誰がアナタをサークルに加えたのか、そしてユーザにメールを送るボタン(ボタンは表示されても、メールアドレスは表示されません)。
- アナタのサークルにいる人達が見ることができる部分:紹介、職歴、学歴、住んだことのある地域、パートナー関係、広げたい関係、リンクなど。
- デフォルトでロックされている項目:職業、自宅と仕事の連絡先。

上記項目の公開設定は、世界中(ネットを使える人なら誰でも閲覧可能な状態)、友達の友達サークルまで、友達サークルまで、自分だけ、もしくはカスタムグループ公開に分ける事ができます。全てのプライバシーグループ設定には各自のアイコンがあるので(画像を参照してください)、プロフィールを見るだけで、どの情報がどのグループに共有されているのかをすぐに確認できます。
例えば、このように設定できます。まず、自己紹介はウェブ上の誰でも閲覧可能にし、職業及び職歴はサークルに加えた友達だけで 、連絡先はカスタム設定で特定のサークル(友達、家族)だけに表示し、パートナー関係は自分と大切な人だけに表示される、など。

デフォルトでは、Googleはユーザのプロフィールをインデックス化して検索結果に公開しますが、検索の公開設定でその機能は停止できます。非公開に設定するには、プロフィール編集時に「基本情報」の下の方にある「検索の公開設定」をクリックしてチェックボックスを外してください。

基本仕様として、最初は全て公開されており、誰がサークル内にいて、誰がサークルに加えてくれたのかは、誰でも閲覧できるようになっています。プライバシーを保ちたい方は、変更しましょう。

さらに、メインの写真及びプロフィール写真、「メール送信」ボタン、ウェブリンクと、プロフィールページの他の部分もカスタマイズ可能です。デフォルトでは、これらの情報は全て公開となっているので、心配な方は下記の方法で変更してください。(※訳注 メール送信機能はデフォルトではOFFになっています。プロフィール編集時にメイン写真の下の「メールを送信」をクリックすれば、切り替えられます)
写真
プロフィール写真、Picasaで共有しているアルバム、他のGoogle+ユーザにタグ付けされた写真、そしてアップロードした写真は全てここに表示されます。この項目をタプに表示させないようにもできますが(デフォルトでは表示されるようになっています)、表示されたとしても、共有するグループは選べるのでご心配なく。
「プロフィールにリンクする名前タグを写真に付けた場合に自動的に承認する人」という設定項目があり、デフォルトでは「あなたのサークル」に承認されています。この設定だと、あなたのサークルにいる友だちが写真をアップロードしてあなたをタグ付けした場合、自動的にプロフィールにある写真項目に追加されます。
写真の場所情報はデフォルトではOFFになっています。アップロードされた写真や、Google+アプリでアップした写真も、この機能をONにしない限り、場所情報は共有しません。
動画
この項目は、タブを表示するか表示しないかの設定しかできません。デフォルト設定では表示され、全ての動画はこのタブを通して共有されます。
+1
検索結果やウェブページ上に現れる「+1」ボタンは、気に入った記事を共有するのに便利な機能です。Google+のデフォルト機能として、「+1」を押したリンク先はプロフィールに表示されます(※注 コメントやストリームに表示される「+1」ボタンはプロフィールに表示されず、スレッドだけに表示されます)。リンクが表示されないようにするには、プロフィール編集で「+1」のタブを押し、チェックボックスを外しましょう(使用しないのであれば、そもそもなんでリンク先の「+1」を押すのか? というジレンマも発生しますが...)。
■書き込みの共有をサークル毎に分ける
友達や同僚をグループ分けし、プロフィールの設定も変えたら、次は書き込みの共有法を設定しましょう。誰が投稿を見ることができ、共有できるのかをここで設定します(投稿とそれに伴う写真、ウェブリンク、動画、場所情報など)。
共有するサークル、ユーザーの設定
「ストリーム(Facebookだとウォールに該当)」に何かを書き込む時にその書き込みがどのサークル、もしくはユーザーに表示されるのかを設定できます。
- 一般公開:サークルに加えてくれた全ての人(フォロワー全て)のストリームに表示され、プロフィールページにも表示されます。
- 友達の友達サークル:サークルに加えてくれた全ての人及び、彼らのサークルの全ての人に表示されます(Facebookの「友達の友達」機能に似ています)が、少しスパムと見られてしまう傾向にあります。
- あなたのサークル:複数指定も可能です。
- 特定のユーザー:特定のユーザーにダイレクトメッセージを送りたい場合には、この機能を使って送るといいでしょう。ユーザー名を指定して投稿をその人だけと共有できます。
共有するサークルもしくはユーザー設定の注意点
一度グループを設定して書き込みが終わると、そのグループは変更できません。例えば、共有設定を一般公開にした場合、その書き込みはサークル内にいる全ての人と共有され、これからあなたがサークルに加える人全員に共有されます(今現在はこのような設定)。
- 新しい投稿をストリームに書く時、前回の書き込みの共有グループが自動的に選択されます。特定のグループと投稿を共有する割合が多い場合には便利な機能ですが、間違えて違うグループと共有してしまうかもしれないので、「共有」ボタンを押す前には面倒かもしれませんが、チェックしましょう。
- 共有するサークルは付け足すことはできますが、取り除くことはできません。少し分かりづらいかもしれませんが、投稿を書き込む場合、どのサークル(複数も可)と共有するかは選択できますが、投稿を一般公開にした後で特定のサークル、ユーザーを閲覧不可にする事はできません。仕事場の愚痴をストリームに流したくても、「職場」サークルだけを取り除くといったことも不可能です。そのような投稿をしたい場合には「職場以外の人 」サークルを作り、そのサークルに愚痴や、書き込みたい事を投稿するしかないでしょう。
■ストリームに書いた投稿を管理する

ストリームに書いた投稿を誰が閲覧可能なのかを設定する以外に、投稿自体を編集できる機能があります(投稿の右上にある下向きの三角形マーク)。投稿を編集・削除したり、Googleに報告・削除できます。コメントを望まない場合(仕事関連で通知だけをしたい場合など)無効にでき、再共有を無効化してサークル内に留めることも可能です。これらの機能は、投稿一つ一つに設定する必要があるので、ご注意を。
- サークル外からのストリーム:あなたがサークルに加えた友達からの投稿は「ストリーム」にて共有されますが、サークルに入っていないファロワーの投稿は「サークル外」で共有され、そのリンクを辿らないと閲覧できません。投稿をミュートするとこともでき(リンクをクリックしないと表示されないので、そこまで神経質になる必要はないと思うのですが...)、ユーザーをサークルに加えて通常のストリームに表示されるようにもできます。
- ユーザーをブロック:誰かの投稿がスパムであったり、くだらない内容や不快な事しか書かない場合、サークルの設定か上記の投稿設定でブロックできますが、Google+は他ソーシャルネットワークのブロックとは若干違うようです。Hinkley氏が下記のように述べています。
- 投稿に書いたコメントは一般公開される可能性があります:友達の投稿にコメントを書いたとしましょう。もし、その投稿が一般公開されている投稿の場合、コメントも一般公開されGoogleにインデックス化されます(検索可能になります)。「+1」を押した投稿も一般公開されるので、気を付けてください。ストリームに流れている投稿のタイムスタンプの右に「限定公開」か「一般公開」と公開状態が表示されるので、コメントを書く前に一度サークル内で留まるのか、一般公開されるのかをチェックすると良いでしょう。
ユーザーをブロックすると、そのユーザーの投稿がストリームに表示されなくなり、あなたが一般公開した投稿も相手に表示されなくなりますが、ブロックした相手のストリームにあなたが書いたコメントは、その後も表示されます。投稿やプロフィールを直接閲覧すると、あなたとの交流が残されているので、それを見ることが可能です。この機能はあなたが相手との交流を見えなくするだけで、相手があなたの事を見えなくする機能ではありません。ブロックはブロックしてくれるのではなく、ミュートしてくれると考えればいいでしょう。
■プライバシー設定項目で分かりづらい部分をチェック

デフォルトでは、全ての通知(他人があなたをサークルに入れた時、投稿にあなたの事を書いた時など)がメールで送られる事になっているので、必要に応じて変更してください。その下を見ると、グループチャットが全ユーザーと開始できるようにデフォルト設定されているはずなので(米LifehackerのAdam Pashによると、この機能をオンにしていると大変だとか...)、この機能も必要に応じて変更しましょう。
左にある「プロフィールとプライバシー」タブは、推奨される設定についてGoogle+が説明しています。このページでは、全ての設定を行うことができ、メインのアカウント情報やGoogleの「プライバシーセンター」へ行けます。
Google+は、SSL方式による暗号化されたデータで送受信していると明確に告知しており(英文)、削除したデータはサーバーから削除されるので、復元される心配もありません。
希望リスト
新しく登場したサービスですが、Google+は沢山の可能性を秘めており、プライバシーに関わる問題についてはユーザーの要望に対応しています。ユーザーのプライバシーに関する心配はどのネットワークサービスでも同じですし、Googleは少しずつGoogle+に変化を加えています。
最近のGoogleの対応の一つは、チャットリストに友達を表示したい場合、招待を承認してもらえないと表示されない点(※注 チャットリストにいる人達は、あなたのメールアドレスを知ることができますが、Googleはその機能を変更しようとしています)。
Google+にはプライバシーに関わる機能や、ユーザビリティに関する機能を今より充実させてもらいたいところです。現に、Google+に使用する拡張機能はそういった機能を付け加えてくれますし、Google+のプライバシーについて行ったグループディスカッション(米Lifehacker記者陣の集まり)でも話題にあがりました。
Google+ユーザーが希望している機能は、投稿記事を特定のユーザーやサークルに表示されないようにしてくれるサブサークル(サークルの中にサークル)、ストリームでの複数サークルの同時閲覧、より見やすいコメントやリプライなどとなっているようです。
Google+のプライバシー設定のガイドはいかがでしたか? 今後Google+が変更していくに伴い、ガイドも変わっていくと思います。気になることや小ワザなどありましたら、コメント欄に記入お願いいたします。
MELANIE PINOLA(原文/訳:JD)
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