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アイデア創出講座【その3】~airpenPocketのある場所=アイデア発生場所にする3つのTips

2011.07.30 19:00 コメント数:[ 0 ]
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前回の記事では、airpenPocketを使った「生み出したアイデアを腐らせない方法」を紹介しました。ただし、一人用というか、「自分のアイデアを自分でアウトプットする」ための方法でしたので、今回はグループで使える方法を紹介します。題して、airpenPocketのある場所をアイデアの発生場所にする方法です。

その具体的な手順と、アイデアを出しやすくする環境作りに役立つ3つのコツは、以下から。

 

その1:共用のairpenPocketとメモ帳を1セット用意する

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任意の場所にA4サイズのメモ帳と、airpenPocketのセットを設置します。写真のようにRHODIAのメモ帳を上下逆さまに使うもよし、クリップボード(用箋クリップ)+A4裏紙を使うものよし。いきなりA4一枚を埋めるのが辛そうならば、B5サイズや葉書サイズ(100×148mm)から始めるのがいいでしょう。RHODIAのメモではNO.13(ほぼ葉書サイズ)、NO.16(ほぼB5サイズ)がオススメです。

葉書が一杯に埋められるようになったら、B5サイズに、そしてNO.19のA4サイズへと移行しましょう。


その2:「設置場所に来たら、airpenPocketでアイデアをメモする」というルールにする

オフィスだったら休憩所とか喫煙所とか、社内生活動線のなかにある場所などに、「airpenPocket+メモ帳」セットを置いて、その場所に立ち寄ったらアイデアをメモするようにします。前回の記事と同じルールで、書いたら忘れるために書いたメモは、書いた人がピリッとはがして、捨てるなり裏紙に使うなりするようにしておきます。ここでairpenPocketのモバイルモードが役立ちます。モバイルモードでの利用例は以下の動画にて。



電源を入れる→ペンで書く。僅か2ステップ。Bluetoothボタンを押しちゃうと、筆跡が記録されないのでご注意ください。筆跡を記録したら、PCとUSBケーブルまたはBluetoothで接続して、ローカルへ保存(アップロード)。これで画像データとして保存できます。テキストにする場合は、一旦保存したものを筆跡読み取り。これでテキストとしての情報もプラスされます。


その3:1週間単位でデータをバックアップしてメンバーで共有


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1日ではなかなか出ないでしょうから、1週間に1回程度のペースで、データをバックアップします。バックアップしたデータは、取捨選択して編集するよりも、そのまま共有するほうがいいでしょう。編集の俎上にのるテクニックを磨いてもしょうがありません。グループの定例会議などがあれば、そのタイミングでもいいでしょう。言い出しっぺが担当するのがいいですね。

airpenPocketにはライフハッカー読者諸兄にはおなじみの「Evernote」連携機能がついています。PC・スマートフォンに保存した筆跡データをワンボタンでEvernoteへアップできます。

このメモを、Evernoteやメール、アナログ派には縮小印刷で共有してもらい、次回のアイデア出しに活用してもらいましょう。自分の観測範囲を超えたところにあるアイデアを見ることで、観測範囲が広がったり、頭の中で遠く離れていたものが結ばれるわけです。



Google Docsを共有して思いついたアイデアをためていくのも手軽でいいのですが、始めた当初は書き込みが集まるのに、1ヶ月程度経つとすっかり放置、なんてのは日常茶飯事。いつでも書ける状況が、何にも書かない状況を生み出していると言っても過言ではないでしょう。

それであれば、空間的に制限のあるアナログなアイテム「紙と筆記用具」を使って、「その場に立ち会ったときだけ書く」というルールにしてみるわけです。他の時間はなーんにも考えなくていいのです。

これを応用すると、airpenPocketを輪番で持ってもらい、持っているときはアイデアを出す! という使い方もできます。上記の例では設置場所を固定していましたが、airpenPocketが各人に「アイデア出しの時間だよ-」と声を掛ける、回覧板的な役割を担います。順番が巡ってきたときだけ集中する、というわけです。


そのときには、スマートフォンとの連携機能が役立ちます。スマホユーザーが多いグループでは、airpenPocketを交代でレンタルして、思いついたときにairpenPocketとAndroid経由でEverenoteなどにアップロードして共有するのもありです。ハード的な環境面を整えたうえで、チームとしてアイデアを出してもらう心理面での環境作りには、このようなスタンスがいいでしょう。


  1. ・「何でもいいからアイデア出して」は禁句
    お題・テーマをきっちり設定する
  2. ・自分が受け手になったときに見たい・使いたいと思う
    (たとえば「記事ネタを出す」のではなく「読みたいと思う記事を挙げる」というように)
  3. ・駄目出しはしない
    自己評価も低くしない。駄目出しだけにとどめず、どうなればもっと良くなるかを考える


アイデアを出してもらうスタンスについて、いちるさんからこんなアドバイスをもらいました。

グループや複数人でアイディアを出し合うとき、最も大切なのは、「アイディアを守ってあげる」ことだと思います。

生まれたてのアイディアは、自信がなく、傷つきやすく、簡単に周囲の影響を受けてしまいます。ですので、人のアイディアに触れたとき、そのアイディアの問題点を指摘したり、あるいはスルーしたりする前に、積極的にいいところを見つけて褒めてあげる、互いに褒めてあげあうのが、より多様で優秀なアイディアが出やすい「場」を作るコツです。

ポイントは、「わざわざ褒める」という点です。良いと思える部分を一生懸命探し、その部分をわざわざ口に出したり書いたりすることが大事だと考えます。「問題点があれば指摘するし、特になければ黙ってる」みたいな場は多々見受けられますが、その逆をやってみると、思いもかけないようなリラックスした場ができ、エキサイティングなアイディアが出てきます。

ただし、気持ち良すぎて、この場に対して依存症みたいにになったり、この場を逃避の手段にしたりしてしまわないよう、お気をつけくださいね(逆に言うとこの「場」はそれだけパワフルだということです)。

なるほど、褒めるには情報が必要です。プレーンテキストだけでは、誰が書いても一緒だから、内容でしか判断できません。でも、筆跡が情報としてあれば、どんな気持ちで書いたのか、丁寧な字のか、殴り書きなのか、文字のサイズにメリハリがあるか、などなど、手紙の文字を見るときに言われるように、さまざまな情報が視覚から伝わってきます。

褒めるネタだけに限らず、アイデアの糸口は多くの情報から引き出されます。これは「アイデアが出ない!」と苦しんでいるときほど、どんな些細な情報でも欲しくなるのと裏返しと言ってもいいでしょう。そこでairpenPocketが記録してくれる情報が役立つわけです。

一人で、またはチームで、アイデアを出したいとき。そして、ちょっとの情報でも欲するようなときに、このairpenPocketの「記録力」を活用してみると、アイデアの糸口を見つけるのに役立ちますよ。




(常山剛)

 

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