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うわさの中華パッドを買ってみた

2011.07.01 22:00
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Daichihayakawa_chukapad4.JPG


日本でタブレットPCといえば「iPad」というのがすでに定着してしまっていて、それ以外のアンドロイドやWindowsのタブレットはいまいちぱっとしませんよね。けれど、実際には有名無名問わず、たくさんのメーカーから日々タブレットPCが発売されています。

そんな中でも「中華パッド」と呼ばれている、中国の複数のメーカーから発売されているとりわけ廉価なタブレットPC群が(ごく一部で?)盛り上がってきているようです。というわけで筆者も、物は試しということで中華パッドを買ってみたのでした。

 

Daichihayakawa_chukapad3.JPG


今回購入したのは、いろいろ調べた結果評判の良かった「minipad S1」という機種。中華パッドの中ではやや高めの約2万5千円。さすがに人気のためか、品薄で到着に2週間ほどかかってやっとのゲットとなりました。

当初はどんな怪しげなものが来るかと思っていたのですが、結構しっかりした青い化粧箱の中に入っていて、なんだか意外に頼もしいです。スペックは、CPUがCortex A8 1.2GHzに、RAMが512MB、Flash Drive 4GB、Android 2.3といったところ。 RAMもCPUも、まあ十分に期待が持てる数値です。起動するとBIOSメッセージが流れた後に、なにやらドロイド君をもじったような正義と悪のヒーロー風の謎の人物二人が登場。誰なんだ。。。


Daichihayakawa_chukapad1.JPG


中華パッドの中には公式Android marketが使えないものも多いようですが、このminipad S1は問題なく使えます。Googleアカウントがあれば設定が簡単ってのもアンドロイドのいいところですね。特に悩むこともなく5分ほどで設定終了、続いてバッテリーチェックソフトBattery Mix、Dropbox、Evernote、i文庫、Firefoxなど定番のアプリをインストール、この辺も問題なく完了してちょっと拍子抜けするくらいです。


■動作

思ったよりサクサク動きます。同じAndoroidでいえば、筆者のDesire HDと同じかやや遅いくらい。ただ内部ストレージが少ないので、容量いっぱいになるたびに、アプリをいちいち手動で外部ストレージへ移さないといけないのがちょっと面倒です(ちなみに内部ストレージが192MB、外部ストレージが2.9GBと表示されるのですが、カタログスペックと違うような気も...)。

Daichihayakawa_chukapad2.JPG

また、タッチパネルの感度(位置)がちょっと怪しげで、狙ったところよりほんのわずか上側を触るくらいでちょうどいいかな~という感じ。それと、付属のブラウザは起動するたびに落ちます。ネット上にも同じ報告があるので、どうやらこの固体だけの問題じゃないようですが、まあFirefoxなり別のブラウザを導入すればいいだけなので、実用上はあまり問題にならないでしょう(写真はバックパネルの様子。一応HDMIなども対応しているようです)。


■静電式と感圧式

タッチパネルには静電式と感圧式の二通りがあって、静電式はiPadなどと同じで指先の静電気を利用して動作するもの、感圧式は押された圧力でもって動作するものです。今回購入したminipad S1は静電式。ネットではマルチタッチができたり、操作に力が要らなかったりと静電式のほうが好評みたいですが、感圧式はタッチペンで字をかけるというメリットがあるので、実は感圧式でも良かったかな~なんて思ってます。iPadで調べ物をしたり本を読んだりしながら、ペンでminipadにメモるなんて使い方も想定できたので。


■画面

Daichihayakawa_chukapad5.JPG

画面サイズは8インチの800×600、液晶もややぼやけた感じで正直ぱっとしません。本体も無理やり薄く作っているせいか、本体の裏側を手でおすと、表の液晶ににじみが出ます。iPad2の10インチ1024×768と並べるとかなり見劣りはしますが、まあ、そこはそれ、ってことで割り切って使いましょう。


■バッテリー管理

バッテリー管理に関してはかなり甘いです。Battery Mixの表示も急に10%になったり急に100%になったりと怪しい。そしてスタンバイにしたつもりでも半日ほっぽっておくと、毎回バッテリーが0になっています。また起動したまま電源にさすと充電できないという不具合もあります。これは仕様なのか、それともこの固体の問題なのか。。。


■総括

タブレットPCということでついついiPadと比べてしまいがちですが、値段が半分以下なことを考えるとそれは酷というもの。割り切って、ちょっと高価なおもちゃとして使うならば、多少の見劣りポイントはオッケーでしょう。

ただ現状はあくまでもマニアが好奇心で買うものという感じ。多少のトラブルが楽しめる人向けであり、万人にオススメはできません。また中国製品ということで保障などがないものも多いので、あくまでも自己責任で買いましょう。

僕はもともと、iPadのサブという感じで持ってみようとおもったのですが、前述のバッテリー問題がネックで、ほとんど外に持ち出すことができないでいます(だって気がついたらいつもバッテリーがないんだもん...)。

いまのところ、たまにiPadに飽きた際にベッドサイドでブラウジングみたいな用途に使っていて、なかなかこれといった用途を見出せないでいますが、iOSの退屈さにくらべるとやっぱりアンドロイドっていうのは「自由」がある気がして、意外と悪い気分じゃありません。

いまはまだまだ過渡期ですが、中華パッドはものすごい勢いで進化してますから、来年・再来年にはもっともっと見違えるようになってるんじゃないかしらー。


ライフハッカー[日本版]編集委員・早川大地)

 

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