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OutlookやThunderbirdなどのデスクトップメールクライアントを複数のコンピューターで同期させる方法
GmailやHotmailを使っているなら、複数コンピューター間でのメールの同期に気を使う必要はありません。どのコンピューターからでもブラウザでアクセスすれば、常に最新の状態というわけです。
ところが、『Outlook』や『Thunderbird』といったデスクトップクライアントでは話は別です。複数のコンピューター間で、メールや連絡先、カレンダーやタスクといった情報を同期させるには、それなりの設定が必要となります。
メールのデストップクライアントを同期させる方法はいくつかありますが、最も良い方法は、『Dropbox』などのファイル同期サービスを使うことです。Dropboxにプロファイルを移動しておけば、あらゆる情報を自動的に同期してくれます。ここでは、OutlookのPSTファイルと、ThunderbirdのプロファイルをDropboxに移動して使う方法をご紹介します。
■なぜIMAPを使わないのか?
もし、あなたのメールアカウントがIMAPに対応しているなら、それが最も簡単なメールの同期方法です。IMAPなら送信済メールも同期させることができます。ところが、プロバイダーによってはPOP3しか使えないところもあります。残念ながら、POP3では送信済メールを同期させることはできません。
Dropboxを使うもうひとつのメリットは、OutlookやThunderbirdの設定情報や、メール以外の「タスク」などのアイテムを、複数コンピューター間で同期させられることです。
■OutlookのPSTファイルをDropboxに移動する方法
Dropboxは、Outlookの同期にうってつけです。Dropboxを使えば、OutlookのPSTファイルをローカルドライブに置いたまま同期させることができます。もし、PSTファイルをネットワーク上の共有フォルダに置いて使うと、パフォーマンスが相当悪くなりますし、ファイルが破損するおそれもあります。Dropboxを使えば、こうした問題は起きません。
以下に示す手順は、Winodws7でOutlook2010を使っている場合です。古いバージョンではメニュー名が違うかもしれませんが、適宜読み替えてください。
まず、PSTファイルの保存場所を見つけます。Outlook2010を起動し、パーソナルフォルダー上で右クリック、「ファイルの保存場所を開く」を選択します。エクスプローラーが開き、PSTファイルの保存場所が表示されます。
別のやり方としては、まず、「コントロールパネル」で「メール」を選択します(「メール」が見つからない場合は「ユーザーアカウント」カテゴリの中を探してください)。
「メール」で「データファイル」をクリックすると、PSTファイルの保存場所が表示されるはずです(通常は「C:¥Documents and Settings¥[ユーザー名]¥Local Settings¥Application Data¥Microsoft¥Outlook」にあります)。
次に、Outlookを閉じて、エクスプローラ上でPSTファイルを切り取り、Dropboxフォルダ内に貼り付けます。
次回のOutlook起動時に、PSTファイルが見つからないというエラーが表示されたら、OKボタンをクリックして、DropboxフォルダにあるPSTファイルを指定しましょう。
メールの配信場所も変更します。
- Outlookで「ファイル>情報」とクリックします。
- 「アカウント設定>アカウント設定」をクリックします。
- 「電子メール」タブでアカウントを選択し、「フォルダの変更」をクリックします。
- 「受信トレイ」を選択し、メールの配信場所を指定します。
同期させたい別のコンピューターでも同じように、PSTファイルの保存場所の指定を変更しておきます。Outlookの「ファイル>アカウント設定>データファイル」で、DropboxフォルダのPSTファイルを追加し、「規定に設定」をクリックしておきましょう。古い方のPSTファイルの保存場所は削除しておきます。
ここでいくつか注意事項があります。
- 別のコンピューターでOutlookを開く前に、現在使用中のコンピューターのOutlookは閉じておく必要があります。これはとても重要です! そうしないとPSTファイルを開いたまま同期させることになり、ファイルが破損しやすくなります。
- Outlookのファイルサイズが大きくなりすぎると、Dropboxのファイルサイズ許容量を超えてしまう可能性があります。そのときは、Dropboxを有料版にアップグレードするか、「Dropboxの追加容量を無料で増やす方法」を参考にしてみてください。
■ThunderbirdのプロファイルをDropboxやその他の共有ネットワークフォルダへ移動する方法
クロスプラットフォーム版のThunderbirdを使っているなら、プロファイルをUSBスティックなどに保存して使うことができます。しかし、USBスティックを常に持ち歩くのは面倒ですよね。かわりに、Dropboxフォルダや共有ネットワークフォルダに置いておくと便利です。以下にその手順を説明します。
- まず、Thunderbirdが起動していないことを確認します。
- 次に、プロファイルがある場所を探します。Windowsなら「C:¥Users¥[ユーザー名]¥AppData¥Roaming¥Thunderbird¥Profiles¥」か、「C:¥Documents and Settings¥[ユーザー名]¥Application Data¥Thunderbird¥Profiles」にあるでしょう。Macなら「~/Library/Thunderbird」、Linuxなら「~/.thunderbird/」です。
- 「xxxxxxxx.default」というフォルダを、Dropboxフォルダに移動(カット&ペースト)します。
- 次に「profiles.ini」をテキストエディタで編集します。「profiles.ini」は「Profiles」フォルダと同じ場所にあります。
- 「Path=」というところをDropboxなどの共有フォルダのパスに書き換えます。例えば「C:¥Users¥[ユーザー名]¥Documents¥Dropbox¥xxxxxxxx.default」。
- 「profiles.ini」を保存し、Thunderbirdを再起動しましょう。
同様に、他の端末でも「profiles.ini」のパス情報を変更しておきます(プロファイルの移動方法についてもっと知りたい方は、「Mozillazine・英文」をご覧ください)。
他にも、ポータブル版のThunderbirdをDropboxに置いておくのも手っ取り早い同期方法ですね。
メールのデスクトップクライアントを使う理由はたくさんあります。オフラインでも使えたり、メールをソートできますし、オフィスでの共同作業で必要なこともあるでしょう。複数コンピューターでの同期が標準でサポートされていないからといって、OutlookやThunderbirdをあきらめる必要はありません。Dropboxを使ってプロファイルを同期させれば、どこのコンピューターからでも、メールを扱うことができます。
メールの同期についてもっといい方法をご存知でしたら、ぜひコメント欄で教えてください。
Melanie Pinola (原文/訳:伊藤貴之)
- OutlookやThunderbirdなどのデスクトップメールクライアントを複数のコンピューターで同期させる方法
- Winマシン間でOutlookをカンタンに同期できる『Outlook Sync』
- Outlook vs. Gmail ~徹底比較~(後編)
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参考画像で赤枠で説明されていましたが、一応。
記事紹介のようなプロファイルの参照先のパスを
絶対パスにする際は IsRelative のパラメータを0にしましょう。
IsRelative=1
↓
IsRelative=0
興味深い方法ですが、複数のコンピュータで同時にThunderbirdやOutlookを起動してしまったら、どうなるのでしょう?
> 複数のコンピュータで同時にThunderbirdやOutlookを起動してしまったら
完全にアウトです。
なのでこの方法はおすすめできない。
公開頂いた方法で、Outlook PSTをDropboxフォルダへ移したのですが、
"Outlook.pstを同期できません":ファイルが使用中です、とのエラー出てしまいます。
さっそく2台のパソコンで同期をとりました 最初は気持ちよく同期してくれたのですが1日2日3日と経つうちに受信トレイが2個3個と増えてきたりエラーフォルダーが毎日1から2個勝手に増えてきて見ずらくなりそれと共にプロファイルの容量が毎日どんどんと肥大化してきました 残念ながら実用になりませんでしたー