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自分に合ったヨガを見つけて「はじめてのヨガ」を始めよう

2011.06.02 08:00 コメント数:[ 0 ]
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ヨガはストレスを解放し、頭の中をクリアにしてくれる、健康にとてもいいものですが、そのようなヨガのメリットを知らない人もまだまだたくさんいるようです。

一口に「ヨガ」と言っても、多くの種類や流派がありますので、どういったヨガが自分に合っているのか分からない人も多いことでしょう。そこで今回は、ヨガの種類や流派について解説しながら、自分に合うヨガを見つける方法をお教えします。

 

■ヨガとは何か?

「ヨガ」とはサンスクリット語で「結合、つなぐ」という意味です。心と体を結びつけるという、ヨガ本来の目的を表した言葉です。だからこそ、心身を共に浄化でき、本当の自分というものを見つけられるようになります。

インド発祥のヨガですが、西洋文化や今の日本では、「ヨガ」とは一般的に「ハタヨガ」という体を動かして、ヨガのポーズをすることを指しています。ハタヨガとは、ポーズ(アーサナ)と呼吸の仕方に意識を向けるものです。

そのハタヨガにも多くの種類があります。全米ヨガアライアンス認定講師のKathleen Carlson氏が、ヨガの種類や流派について以下のように解説しています。ここで頭に入れておいていただきたいのが、ヨガとは体を動かしてポーズをすることだけではない、ということ。ヨガとは、呼吸を通して「今ここ」にある自分というものを感じ、心を解放して新しい体験をしていくものです。色々なヨガを試してみて、本当に自分に合うものを選ぶことが大事だと、Carlson氏も言っています。

ヨガには本来、常に何かをやっている「実践」という意味があります。ヨギー・ヨギーニ(ヨガをする人)とは、常に何かを学び、チャレンジし、成長するものですから、スタジオに通ったり、DVDを見て練習をしたり、先生について習ったり、どんなかたちでもいいので、できる限りヨガの「実践」をしてください。


■ヨガを始めるにあたって

どのようなタイプのヨガでも、スタジオに行って初心者向けのクラスを受けたり、基本のクラスを受けることで、基礎となるポーズに慣れていきます。そこから色々なスタイルのヨガをやってみて、徐々に広げていくのがいいでしょう。

ヨガの先生選びは重要です。ヨガと一生付き合っていきたいと思うのも、もう二度とヨガなんてしたくないと思うのも、先生次第と言えるでしょう。最初にヨガを行う場所や、先生を選ぶ時のアドバイスをCarlson氏に求めると「良いヨガのスタジオや先生を見つけることは、良い病院やお医者さんを見つけることに似ています。とても個人的なことです。」と言っていました。

必ずしも、ヨガスタジオで練習するのが一番良いという訳でもありません。原文筆者がこれまでに受けたヨガクラスの中で、ベストに入るような良いクラスは、いわゆるスポーツジムのヨガクラスにあったとか。そのクラスの先生は「こういうヨガを求めてた!」(その当時はヨガが何かもよく分かっていなかったのですが)というクラスをしてくれ、ポーズが正しくできるような良いアドバイスをくれたそうです。

そうやって、ポーズをする時のコツのようなものを知り、ポーズにより集中できるようになると、心がいかに穏やかになるかも分かります。その結果、原文筆者はヨガのポーズを正しくすることに注力している「アイアンガーヨガ」が、自分には合っていると感じたそうです。

どのヨガが自分に合っているかを知るには、ヨガのどういうところに興味があるのかを考えてみるのも一つの方法です。逆に、これまでの経験で、ヨガのどういうところが好きじゃないかを考えてもいいでしょう。体を激しくたくさん動かしたいのか(汗をたくさんかきたいのか)、それともゆっくりと優しくポーズをとりたいのか、病気や怪我から回復している途中であれば、スピリチュアルな何かを求める気持ちもあるかもしれません。それに、求めるものは日々、または季節によっても変わることでしょう(冬場は体が温まるようなヨガがしたくなると、Carlson氏も言っています)。

オンラインでもヨガのビデオはたくさんありますから、英語のみですが「Yoga Today」や「YOGAmazing」(Skypeでの個人レッスンもあります!)などを見ながら練習するのもいいでしょう。また、DVDやテレビ番組もあります。ただし、上級者向けのクラスを受けたり、難しそうなポーズをする前に、最初は必ず基本のポーズから練習を始めてください(体に熱を発生させてからするタイプのヨガの場合は特に)。


■8つのハタヨガ

世界的にも認知されている、8つの種類のハタヨガがありますので、順にご紹介していきましょう。

アシュタンガヨガ

アシュタンガビンヤサヨガは、力強く、かつ柔軟性もある肉体を作り、動きの流れを通して、精神的にも集中できます。ビンヤサというのは、アーサナ(座法)と呼吸を連動させて、流れるように動くヨガのスタイルです。Carlson氏は、身体的なチャレンジも精神的な落ち着きもどちらも求めていたので、ビンヤサに惹き付けられたそうです。アシュタンガヨガは、ビンヤサでアーサナを繋ぎながら、一連のアーサナをテンポよく流れるように行うヨガです

アシュタンガヨガをアメリカ的に改良したものが、パワーヨガです。厳しい練習の中で、肉体の強さと柔軟性を鍛えたいという人にピッタリです。Byant Kest氏のパワーヨガのサイトでは、「繊細に激しく動くこと。見た目が変わるだけでなく、心も気持ちよくなります。見た目の雰囲気が変わったり、シャープになったりするのは、あくまでヨガで体を動かすことの副産物です。今ここに意識を向けることがバランスであり、癒しです。」と書いてあります。


ジバムクティヨガ

ジバムクティヨガは、アシュタンガの身体的なアーサナのスタイルに、瞑想やスピリチュアルな教えを融合させたものです。マントラ(お経)を唱えるチャンティングとヨガの教典の朗読に、アーサナをミックスしたようなヨガとなっています。

1984年にDavid Life氏とSharon Gannon氏が設立した「Jivamukti Yoga School」では、「力強い肉体的な練習と、脳を刺激する知的な練習によって、スピリチュアルな気づきへと導かれる」と説明しています。スクールは伝統的な教えに重点を置いているので、ヨガの哲学に関しては一般的なヨガの先生よりも、平均的なジバムクティの生徒の方が詳しいことが多いです。


ビクラムヨガ

ビクラムヨガは、汗や毒素を出し、柔軟性を維持するために約40度以上の高温の部屋の中で練習します。サウナや暑いところが好きな人は、ビクラムヨガがオススメです。Bikram Choudhury氏によって開発された、26のポーズからなるヨガで、「Bikram's Yoga College of India」によると、体の健康機能を最大にするために必要な、肉体のすべての部分を使うように作られているのだそうです。


インテグラルヨガ

インテグラルヨガは、優しいタイプのヨガで、仕事も学校も日常生活全体をひっくるめてヨガの練習だとしています。「Integral Yoga Institute of New York City」は、インテグラルヨガの伝統的なポーズの使い方によって「安らかな体、平穏な心、充実した人生」が育まれると言っています。


アイアンガーヨガ

アイアンガーヨガは、それぞれのポーズにおける正しい体の使い方や姿勢を学ぶことに重点を置いています。アイアンガーは、他のスタイルのヨガに比べて一つのポーズを保つ時間が長く、体を補助するためのブロックやストラップ、クッションなどを使います。アイアンガーはアメリカで人気が高く、B.S.K. Iyengar氏により、70年以上まえに作られました。

Carlson氏は、アイアンガーは細かいことが好きな人にすごく向いているだろうと言っています。肉体に対する意識を高め、身体的にも精神的にも緊張や固さをゆるめ、心と体の繋がりを感じられるようになります。


クリパルヨガ

クリパルヨガは、体を癒すために瞑想と呼吸法に重点を置いています。精神的かつスピリチュアルな成長を重要視しており、自分自身や他人に対して、慈悲の心をもって優しく接することが非常に大事だとしています。ヨガは体を動かして行う瞑想だと思っていたり、自分の人生を変えていきたいと考えているなら、「人生のヨガ」とも呼ばれるクリパルヨガが合っているかもしれません。また、クリパルヨガはダンスとヨガを融合させたものでもあるので、またの名を「クリパルヨガダンス」とも呼ばれています。


クンダリーニヨガ

クンダリーニヨガは、タントラヨガから派生したヨガで、ヨガの神秘的な体験や気づきに重点を置いています。1969年に、Yogi Bhajan氏が西洋に初めてクンダリーニを持ち込むまで、かなり厳重に秘密として守られていました。Bhajan氏の「3HO foundation」によると、「呼吸、ムードラ(指の形)、視点、マントラ、体を締めること、正確なポーズ、体と心と魂に作用する意識の在り方」の練習だとあります。ヨガによる身体的なメリットと同じように、生きることの哲学や、本当の人生とは何かに興味があれば、クンダリーニがいいかもしれません。


シバナンダヨガ

シバナンダヨガは、「正しい」習慣と考え方、12の基本ポーズからなる一連の動きを連携させた、ゆっくりとしたペースのヨガです。Swami Sivananda氏の弟子によって設立された「International Sivananda Yoga Vedanta Centre」によると、シバナンダでは、ヨガの大事な5つの要素である「力強さと柔軟性のための基本ポーズ、正しい呼吸法、リラクゼーション、健康的なベジタリアンの食事、ポジティブな考え方と瞑想」を教えています。日常生活のあらゆる状況に適応したい場合には、シバナンダのリトリート(ヨガ合宿)に行ってみるのもいいかもしれません。


ここには掲載されていない別の種類のヨガももちろんありますし、これらのヨガから派生したヨガもあります。ここで紹介しきれていない他のヨガも知りたい人は、ヨガ雑誌「Yoga Journal」のサイトにある「Not All Yoga Is Created Equal」に多くのものが網羅されていますので、英語のみですが、よかったらどうぞ。


■ヨガはいつでもどこにでもある

最後に、Carlson氏はこう言っています。

率直に言うと、ヨガとは何でもありなのです。ある人にとってのヨガは10回の太陽礼拝(ヨガの基本の一連のポーズ)かもしれないし、他の人にとっては、夕陽を見るためにビーチを散歩することかもしれません。毎朝30分の瞑想をする人もいるかもしれません。または、ハンドスタンドがうまくなりたくて、長い間信じられないほど一生懸命練習する人もいるでしょう。

私の夫のヨガは、週1回中年男が集まって、みんなで汗をかきながらバスケットボールをすること。なぜなら、学校の体育館で仲間と一緒に走っている時、夫は本当の自分になれるのです。週に一度、そのバスケの試合の時だけ、夫は心を解放して試合の中で一喜一憂します。これこそがヨガの本質です。どんな時でも、それぞれに自分の心をさらけ出す瞬間があるでしょう。アーサナ(ポーズ)の身体的な練習は、ただそのためにあるのです。

さあ、今すぐヨガマットを買ってヨガを始めてみませんか?

これでもまだハードルが高いという人は、まずは「ヨガ界の超有名ティーチャーが教える、首と肩のコリに効く4分間の簡単ストレッチ」や「一日中パソコンで作業する人におすすめの手首を伸ばす簡単ストレッチ」で、仕事の合間に体をほぐすことから始めてみるのも良いと思います。

たった数分間でも本当に集中し、リラックスして心を解放できたら、それだって十分その人にとってのヨガなのです。


Melanie Pinola(原文/訳:的野裕子)

 

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