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matsuokamatsuoka  - ,  08:00 AM

「ムカッ」「イラッ」ときたら、ちょっと一息...賢くリベンジするコツとは?

「ムカッ」「イラッ」ときたら、ちょっと一息...賢くリベンジするコツとは?

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仕返しは、けして良いことではありません。しかし、ヒトは他人に怒りを感じたとき、この思いにかられずにはいられないこともあります。では、そもそも仕返しとはどのように働き、どのように行うのがベストなのでしょうか?

世の中では、多くの悪行が私たちを取り巻き、時にはその犠牲になることもあります。この場合、2つの選択肢が発生します。ひとつは、運命を受け入れてそのまま進むこと。そして、もうひとつは、仕返しをたくらむことです。

 


■仕返しの働きとは?

仕返しには、多くの場合、次のようなプロセスがあります。

1. 誰かが自分に悪いことをし、自分にはこれを食いとめる術がない。

2. この被害を取り戻そうとし、仕返しをたくらむ。

3. 仕返しを実行する。

4. 世の中、万事うまくいく。


110511smart_revenge2.jpgこれは理想的なシナリオにすぎないかもしれません...。これが正義だと感じるがゆえ、仕返しをしてやろうとヒトは思うものですが、実際には、それは正義ではありません。仕返しは、悪人をとっつかまえて、世の中のバランスを回復させるという類のものではなく、単に悪人に害を与える行為なのです。

仕返しは悪いことですらあるかもしれません。心理学者Kevin Carlsmith氏の研究結果では、次のように指摘されています。

Photo by Katatonic



ヒトは相手に罰を与えると、快楽的なご褒美が得られることを期待するが、少なくともいくつかの場面では、この期待とは真逆の結果がもたらされる。3つの研究では、次の2点が示されている。

  • 仕返しを企むと、相手のことを繰り返し考え続けることになる。仕返しを考えなければ、相手のこともあまり考えずに済む。
  • 仕返しを行ったとき、これを目撃している周りの人々は、この行為に至った自分の感情を正当には評価できない。


まったく仕返ししようと思わなければ、それはフェアで、すばらしいことです。一方、効果的に仕返しを行うとなると、障害があります。ひとつは、仕返しを後悔しないようにしておくこと。もうひとつは、相手を「無罪放免」にすることです。どちらの障害を選んだほうが、ポジティブな変化をもたらすでしょうか? 仕返しは調和ではなく、害を引き起こすもの。もし前者を選び、仕返しを行おうと思うなら、ポジティブな変化をもたらすものである確信が必要です


■ベストな仕返しの方法とは?

110511smart_revenge3.jpg仕返しをするなら、「いいひと」であることが、ベストな方法です。多くの場合これは難しく、大変な道のりで、懐の大きい人間でなければできません。どんな場合でも最終のゴールは同じ。自分は善人で褒められるべきであり、仕返しの相手をひどいヤツだと見えるようにすることです。善人になる、もしくはそう見せることによって、周りの人々を自分の味方につけられます

Photo by Adrian Lim

具体的な原文筆者の体験談で、ご説明しましょう。

ずいぶん前のある日、私はATMの列に並んでいました。途中で男性が私のすぐ前にいた友人に近づき、話しはじめました。最初はなんでもないと思っていたのですが、その友人がATMを使い終わると、男性は私の前に割り込んで、ATMを使おうとしました。

当時の私はシャイで、ほとんどの人が私の存在に気づかず、割り込まれることも多かったのですが、「こんなことは、これで最後だ」思いました。

私は男性に礼儀正しく話しかけ、自分は彼が来る前から並んでいたこと、そして、最初は単に友達と話しているだけだと思っていたと告げました。すると男性は、「君より前から並んでいた」と言い張りました。当時、多くの人々がそうだったように、彼も私の存在に気づかず、そう信じたのでしょう。しかし、それでは何も変わりません。私は怒って、「自分が先にいた」と反論したところ、相手はあきらめて私にATMを譲りました。このとき、その列にいた誰もが「私が間違っていて、彼が正しい」と感じていました。私は、預金している間にその列にいた他の人々から「なんてイヤなヤツなんだ」と言われる始末です。

110511smart_revenge4.jpgこの例から、何が言えるでしょう?

まず、些細なことでケンカをふっかけるのはバカらしいということ。また、怒っているときに戦いを挑むと、たいてい徒労に終わります。そして、原文筆者の前に横入りした男性は、賢く振舞ったことで、この戦いに勝ちました

自分が割り込んだことに彼が全く気づいていないと仮定すると、この場合、原文筆者と彼の双方が、自分こそ正しいと思っています。ただ、彼は「いいひと」であることを選択したわけです。公衆の面前での言い争いでは、「いいひと」になると周りの人々が自分に味方してくれ、戦いに勝てます。この際、自分が正しいか間違っているかは、問題ではありません。彼は、原文筆者がウソを言っていると思っていてもなお、あえて徳の高い選択をして、私を先に行かせたのです。仕返ししてやろうとしたのに、原文筆者はそれによって、もっと嫌な気分を味わいました。

Illustration by drandula

彼に勝ちをもたらしたポイントは、次の2つ。これこそ、最もシンプルで効果的な仕返しです

  • 戦わないことを選ぶ
  • より「いいひと」になる

あらゆる場面でやるべきベストなことは、実際に「いいひと」であることでしょう。ほとんどの場合、これは自分に有利に働きます。仕返しは手軽な手段ですが、実際に白黒がはっきりしていることはあまりありません。よって、仕返しという手段を使うべきかどうかは、賢明に判断すべきであり、あまりこれに頼らないほうがいいかもしれません。また、いったんこれを使うと決めたら、徹底的に「いいひと」になりきる(少なくとも、そうみせる)のが、「賢い仕返し」といえそうですね。


Adam Dachis(原文/訳:松岡由希子)

 

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