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生産性向上につながる「複数マシン化」のススメ
ライフハッカーアーカイブ記事「生産性向上にはシングルタスク志向が効果的!?」などでも、たびたびご紹介しているとおり、マルチタスクは、ヒトにあまり向いていないといわれています。
とはいえ、ヒトがシングルタスクだから、コンピュータもシングルタスクでなければいけないというわけではありません。
この記事では、複数のコンピュータを同時に利用することが生産性向上につながる理由と、その具体的な方法について、採り上げてみたいと思います。
米Lifehackerの読者アンケートによると、回答総数12,847人のうち、11,851人が「コンピュータを2台以上保有している」と回答。Lifehacker読者の約92%が複数マシン保有者ということになります。アンケートがPC好きの多い読者を対象としているからだとしても、実際コンピュータを複数持っているユーザは、世の中にたくさんいると考えられます。
ヒトの脳はマルチタスクには向いていませんが、多くのタスクを複数のコンピュータに振り向けられれば、コンピュータに別のタスクをやってもらっている間に、自分はひとつのことに集中できます。このように、効率性や生産性向上の観点から、複数のコンピュータを使う利点はいくつかあるのです。
■ 処理負荷の高いタスクを「第二マシン」に振り向けられる
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現時点で、シングルコアプロセッサのコンピュータを買うのは大変です。マルチコアなら、PCのマルチタスク能力を上げてくれますが、別のマシンを持つこともこれと同じです。処理負荷の高いタスクを他のマシンに振りわければ、このタスクの完了を待たずして、メインマシンで別のタスクを動かせます。
原文筆者は、ラップトップの「MacBook Air」をメインに使っていますが、動画のエンコードにはデスクトップ「iMac」を使っているそう。デスクトップのほうが速いし、ラップトップはエンコードすると熱くなってしまうからです。
また、メインマシンがダウンしたとき、第二マシンで代替ができます。ラップトップPCをじっと見るのに疲れたら、デスクトップPCに移るといったような使い方も可能です。
複数マシンを駆使して生産性向上につなげるためには、ファイルへのアクセスを確保することと、必要なアプリケーションが利用できる環境を整えることがポイントです。
1. ファイルへのアクセス
複数マシンで仕事を効率的にこなすには、マシン間でファイルを転送し合えることが必須です。
小さなファイルなら、ローカルネットワークでDropboxを同期させれば実現できます。Dropboxのフォルダを整理しておけば、ワークファイルにカンタンにアクセス可能です(このテーマについては、ライフハッカーアーカイブ記事「Dropboxを活用したフォルダのスーパー整理整頓術」を参照のこと)。
Dropboxのほか、『Sugarsync』も同様のツールとして使えますが、原文筆者の経験では、Dropboxのほうが信頼性はあるとか。いずれのソフトウェアを使うにしろ、マシン間でファイルが同期できれば、まずまずといったところです。
ただし、Dropboxで大きなファイルを扱うと、ローカルネットワーク上でも遅くなることがあります。そこで、大きいファイルをやりとりする場合は、転送用のハードドライブ、もしくはフラッシュドライブを使いましょう。
ドライブは比較的速度が必要です。また、このドライブは頻繁に書き込みやアクセスを行うので、その分エラーも起こりやすくなります。よって、できる限り重要データの保存は避けたほうが無難です。デスクトップマシンのUSBポートが手に届きやすい位置にない場合は、USB延長ケーブルを使うと手間が軽減できます。
2. ソフトウェア
すべてのマシンに、すべてのアプリケーションをインストールしておくのが理想ですが、常にその状態を維持するのはあまり現実的ではありません。アプリケーションの中には、それほど頻繁に使わないものもあります。しかしながら、使いたいマシンで使いたいソフトウェアが使えないのも、たしかに問題です。
その解決法としては、「SkyDrive」やDropboxなどのクラウドストレージサービスの上、もしくは、ネットワーク接続ストレージ(NAS)デバイス、または、第二マシンのどこかにソフトウェアインストーラーのための保存場所を作成しておくと良いでしょう。
この場所を使って、どこからでもソフトウェアインストーラーにアクセスできれば、必要なときにいつでもカンタンにアプリケーションを追加できます。とはいえ、多くのソフトウェアは頻繁に更新されているので、コピーを保存しておいても、数週間後には「旧バージョン」になってしまうかも...。
Windows/Linuxマシンなら、フリーのWindowsアプリを一発で大量にインストールできる「Ninite」が便利です。また、代替案としては、ダウンロード先のURLリストを保存しておくのも一つの手。リストを「Simplenote」や「Evernote」などのウェブアプリに保存しておけば、必要なときにすぐダウンロード先へアクセスして、アプリケーションをインストールできます。
■「第二マシン」で様々な「誘惑」を防止
メールやインスタントメッセージ、ツイッター、フェイスブック、RSSフィードなど、仕事の妨げになる誘惑はたくさんあります。もちろん、これらがいい気分転換になることもありますが、集中モードを害してしまうのは問題です。
ライフハッカーアーカイブ記事「仕事での集中力アップにiPadを併用してみる、というアイデア」では、iPadなどのタブレット端末を活用する術をご紹介しましたが、第二マシンも、オンライン上の様々な誘惑から自分を断ち切るのに使えます。
ただ、ちょっと厄介なのは、複数のコンピュータを複数のキーボードで操る場合です。KVMスイッチは、この問題を解消する方策のひとつ。『Synergy』を使えば、ひとつのキーボード・マウスから複数のコンピュータを操れます。
第二マシンを「誘惑防止」に使うという発想は、マルチモニターをこれに利用するというのと似ていますが、モニターだけでなく、コンピュータ自体を別にするほうがいい面もあります。たとえば、気を散漫にさせるアプリケーションをカットできるとか、メインマシンのプロセッサ使用を軽減できるといった点です。誘惑の原因から物理的に自分を隔離できます。
マシンの買い足しには、それほどお金をかける必要はありません。ネットブックや安価で比較的速いデスクトップなら、中クラスのラップトップよりも安くすみます。この記事で紹介したアプリケーションやツールは、無料もしくは安価なものばかりです。「複数マシン化」は一見お金がかかりそうに思えますが、実はそうでもありません。
生産性向上には、マシンそのものをスピードアップさせることももちろんですが、マシンを複数にしてマルチタスク化することも実は効果的です。シングルマシン派の方も「複数マシン化」を、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか?
Adam Dachis(原文/訳:松岡由希子)
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二台のマシンでどちらでも日常のメールなどを作業できるようにしておけば万が一片方が故障しても慌てずに済みますね。
私のおすすめは2年ぐらい間隔を開けて一台ずつ入れ替えることです。また、その時点で値ごろなものを選ぶことでトータルコストは低くなると思います。(15年間で考えると、15万円のパソコンを3年に一度買換で75万円/5台、2年に一度9万円のパソコンを買換で72万円/8台)
自分もやってます。設置スペースの問題もありますが、自分の場合マルチディスプレイよりは使い勝手は上ですね。