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matono  -   04:00 PM

「可能性は低いけれど正確な証拠」にだけ基づいて決断すると、間違った決断をしやすい

「可能性は低いけれど正確な証拠」にだけ基づいて決断すると、間違った決断をしやすい

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「可能性は低いけれど正確な情報」を聞いた後で決断を迫られると、人は結果的に間違った決断をしがちなのだそうです。

「可能性は低いけれど正確な情報」というのは、結果を左右する確率はかなり低いけれど、科学的には正しい根拠のある情報のことです

しかも、その情報が結果に対してより悲観的なものであればあるほど、その傾向があると、認知科学者のPhilip Fernbach氏の実験で証明されました。

少々分かりづらいかもしれませんので、以下に噛み砕いて説明します。

 


例えば、地元の新聞が自分の支持している候補者を支援していることを聞いたとします。「地元紙が候補者を支援しているという事実」が候補者の当選の可能性を下げることはありません。しかし、その情報を聞いた後では、自分の支持している候補者が当選するだろうという楽観的な気持ちが減ってしまうというのです。

「特定の候補者を新聞が支持すると、その候補者が落選することがある」という、確率は低いけれど事実である情報に基づいて、頭の中で分析しているのでしょう。これは、明らかに決断を下すのには良くないことなのです。

Fernbach氏は電話インタビューで「逆に、確率は低いけれどポジティブな結果を生む証拠を提示すると、人々はそのポジティブな証拠に意識を向けすぎてしまう」とも言っています。その結果、決断をする時にポジティブな証拠以外の証拠や、事実を考慮しない傾向があるそうです。

例えば最近だと、福島や茨城産のホウレンソウに食品衛生法上の暫定規制値を超える放射性ヨウ素が検出されたと発表されていますが、いずれも官房長官は何度も「健康に影響を及ぼすことのないレベル」と明言しています。これも「可能性は低いけれど正確な情報」と言えそうです。 

大事な決断をする時には、可能性の低い情報を重要視し過ぎて、偏見や先入観で決断を下すことの無いよう、様々な可能性や証拠を検討した上で、冷静に決断するようにしたいものです。震災や原発事故に関するニュースでは、ネガティブ・ポジティブ両面で「可能性は低いけれど正確な証拠」が氾濫していますので、このことをぜひ頭の片隅に入れておいてください。 


Photo by katietower.

Faced With Evidence, We Still Get It Wrong [ABC News]

Adam Pash(原文/訳:的野裕子)

 

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