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ゲストライター  -   12:00 PM

非公式ユーザガイドの著者Ginaが「さよなら、GoogleWave」を語る

非公式ユーザガイドの著者Ginaが「さよなら、GoogleWave」を語る

100806googlewave.jpg先日、電撃発表されたGoogle Waveの開発中止。ライフハッカーでは、発表当初から、たびたびGoogle Waveの動きをお伝えし、米Lifehacker初代編集長Ginaと、現編集長Adamの共著・非公式ユーザガイド『The Complete Guide to Google Wave』をリリースするなど、ユーザさんの利用推進にも一役買ってきただけに、道半ばでの撤退はちょっぴり残念な気もします。

さて、そんなGoogle WaveのスペシャリストでもあるGinaは、今回のGoogle Wave中止について、インタビューの中で、Google Waveへの考えや思いを、次のように語っています。

米Lifehacker(以下lh):GoogleがGoogle Waveを中止したことについて、どう思いますか?

Gina: とても残念です。Waveはお気に入りのツールで、普段、よく利用していました。Adamとの共著『The Complete Guide to Google Wave』も、過去のものになってしまいましたし。

 


lh:Google Waveを気に入っていたのはどんなところですか?

Gina:Google Waveの「野心」です。技術面からいえば、Waveはブラウザでの可能性を広げました。新しいコミュニケーションシステムであり、オープンソースであり、オープンプロトコルを利用したもので、開発者によるカスタマイズや、ガジェットの拡張を可能にするものだったのです。

ユーザの観点から見ると、コミュニケーションの新しい枠組みを促そう、という気概がありました。ドキュメントの共同作成やメッセージのやりとりが、ひとつのインターフェイスに統合され、グループディスカッションやブレーンストーミングなどが、ずっとやりやすくなりました。もうなくなってしまうとしても、このような高みを目指した、Waveを尊敬しています。

lh:Google Waveは、なぜ中止になったのでしょう?

Gina:単純に、ユーザ層をひきつけられなかったからでしょう。ユーザが「使おう」と思うまでの壁が高すぎました。100万人のアクティブユーザでは、Google全体には十分ではありません。

lh:しかし、KnolやNotebook、Buzzのような、他の不人気サービスのように、Waveをそのまま残すという選択肢もあると思いますが...。

Gina:Waveには、過大なリソースを費やしていたのだと思います。開発途上の製品でしたから、多くの開発者がこれに取り組んでいました。リアルタイム入力やドキュメント内でのチャットといった、Waveの多くの機能は、すでにGoogle Docsにも実装されています。KnolやNotebookのような製品は、リソースもそれほど使わず、メンテナンスもほとんど必要ないので、そのままにしておけますが、Waveは開発を継続するために、多くのパワーを必要としていたのです。

Googleは現在、Facebookに対抗し「Google Me」と呼ばれる、ソーシャルプロダクトを開発しているようです。おそらく「Google Me」は、Profiles・Gmail・Buzz・リーダー・Bloggerといった、他のプロダクトをまたいで、機能を統合するでしょう。この新しいソーシャルプロダクトを、できるだけ早くリリースするため、これまでWaveに充てていた開発リソースを、振り向けるのだと思います。Facebookに遅れをとってきたGoogleとしては、Waveでその巻き返しを図っていたようですが、さらに使いやすいものを社内の別のもので、と考えているのではないでしょうか。

lh:「Google Me」は実現するでしょうか? いつ頃立ち上げられるでしょう?

Gina:「Google Me」について、公式な確証は持っていませんが、実現するでしょうね、すぐに

lh:Google Waveについての本を書いたことを後悔していますか?

Gina:いいえ、まったく。Waveと同様、この本自体も、コラボ形式の実験でした。従来の出版の流れに沿って、2冊の本を書いた経験から、違いがあるのかを見てみたかったのです。公開ベースで、wikiで、自己出版形式で、本を共同で書いてみて、どんなことが起こるかを知りたかったです。

Adamと私が『The Complete Guide to Google Wave』で実践したのは、まさにこれです。この方法が本の出版モデルになることを、証明したと思っています。実際、米LifehackerのKevin Purdyは、このモデルによって『Complete Guide to Android』に取り組んでいます。

失敗の中に成功がある―。GoogleもWaveの立ち上げやマーケティングから、多くのことを学んだと思います。優秀な開発者が作った、オープンソースのウェブアプリコードは、新しいアプリケーションに、誰でも利用することができます。

lh:Google Waveの機能で、他の製品で導入してほしい、お気に入りの機能はなんですか?

Gina: インライン返信とマルチブランチ形式のコミュニケーションに、すっかり慣れてしまったので、これは、Gmailでぜひ実装してもらいたいですね。Waveが残したオープンソースを活用して、リアルタイムプロジェクトマネジメントツールや、グループチャットシステムを作るというのも、ありうるかもしれません。

ちなみに、Google Waveのサービス提供は2010年末で終了。現在のWaveデータを、エクスポートすることは可能ですので、大事なデータは、いまのうちにエクスポートしておきましょう。また、このインタビューでも触れられているとおり、コードはオープンソースとして残るそうです。

Google Waveの「遺産」から、次はどんな製品が生まれるのでしょう? 今後のGoogleの動きにも注目したいですね。


On Google Wave and "Failed" Experiments [Smarterware]

Gina Trapani(原文/訳:松岡由希子)

 

  • ,,,,, - By

    香川博人

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