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ゲストライターゲストライター  - ,,  12:00 PM

「ツイてない日」の謎とその呪縛から自分を解放する術に迫る!

「ツイてない日」の謎とその呪縛から自分を解放する術に迫る!

100727bad-day.jpgPhoto by TheeErin.


たまたま見た朝の情報番組で、「ごめんなさーい、今日の最下位は〇〇座のアナタです」と言われてしまう。いつものコンビニで、お気に入りのジュースがなぜか売り切れ。トイレットペーパーが、絶妙な量だけ足りない......などなど。

「あーホント、今日、なんだかツイてない...」と思うことってありますよね。では、本当に「ツイていない日」というのは、あるのでしょうか? この謎について、採り上げてみたいと思います。

ウェブベースのソフトウェア開発会社「Alfa Jango」の役員Steve Schwartzさんは、自身のブログで、「ツイてない日」の正体を探り、その対処法について考察しています

 


■ツイてない日の謎

1: 「ツイてない日」は実際に存在する?

現実には「悪い日」というものは、存在しない。むしろ、ヒトの解釈によって「悪い日」が存在してしまうのだ。『Why Sh*t Happens: The Science of a Really Bad Day』の著者Peter J. Bentley博士は、インタビュー(英文)の中で、以下のように述べている。

「残念ながら『ツイてない日』は、ヒトによって作られたものだ。ある統計では『悪い日』を信じている人々は、13日の金曜日にアクシデントに遭いやすいことが示されている。また、ネガティブなヒトは、些細なことにも、神秘的な意義づけをしてしまう。一部の心理学者は『ツイてない日』は自分の行動に対する責任を、無意識に回避する方法であるとも指摘している。『13日の金曜日だから、指にボンドがくっついたんだ』とか『2度あることは3度ある、だから、3回も事故が起こったんだ』といった具合。」

これは言い換えれば、「ツイてない日」という思いこみから、抜け出せると信じられれば、「ツイてない日」の呪縛から脱することができる、ということだ。

2: 「ツイてない日」はなぜ生まれる?

では、なぜ「ツイてない日」は、私たちの頭の中で作っているものだとわかっていながら、生まれるのだろう?

なぜなら、単純化したほうが便利だからだ。脳には、複雑な考えを単純化・シンボル化し、ある考えと他の考えをつなぎ合わせる働きがある。単純化することで、複雑な考えやデータ、経験から関連性や結論を導きだすことができるのだ。

しかし、ある経験を誤ったシンボルと結びつけてしまったら、どうなるだろう?

たとえば、あるアクシデントの原因を「ツイてない日だからだ」と単純に捉えてしまうと、本当の理由や原因が分析されないままになってしまう

※ 注 もちろん運を信じることは悪いことではない。米心理学誌「Psychology Today」に掲載されている最近の研究(英文)では、運を信じている人の方が、そうでない人よりも運をつかみ、幸せになりやすいことが、明らかになっている。悪運は信じないほうがいいが、幸運はむしろ信じたほうがよさそうだ

3: 「ツイてない日」は思いこみ?

偽薬を処方しても、本物の薬だと信じこむことで、何らかの改善がみられるという「プラシーボ効果」でもわかるように、ヒトの先入観や期待が現実の解釈に、直接的な影響を与えることがある。たとえば、痛みのある患者に医者が「痛み止めだよ」と言って、薬らしきものを飲ませると、痛みが大幅に軽減する(英文)のだ。米Wake Forest大学のRobert Coghill博士によると、MRIからも、偽薬によってもたらされた無痛覚は、痛みの知覚段階で起こっていることがわかった(英文)そうだ。つまり、痛みが小さくなるだろうという期待があると、痛みを伝える脳が、それほど活発に動かないという。

つまり、ネガティブなことが起こるのではと思っていると、現実もそのように解釈してしまいがち。事実を捻じ曲げてしまうというわけだ。


■「ツイてない日」の呪縛から解放されるには?

では「ツイてない日」の呪縛から、自分を解放するにはどうすればよいのだろうか? 以下の3つの方法をオススメしたい。

1: いま感じているネガティブな感情をあらわしてみる

いま感じているネガティブな感情は、いったいどんなものだろう? ストレス? 不安? それとも不満? そして、この原因は何だろう? 「クライアントへの不満」、「あのクソッタレへの怒り」など、カンタンな言葉で表してみよう。

UCLAのMatthew Lieberman准教授によると(英文)、自分の感情をひとことで表すと、その感情が劇的に軽減するそうだ。たとえば、腹が立っているとき、その感情に「ムカつく!」という言葉を添えるだけで、怒りはずいぶん収まるとか。

2: 脳を「リセット」する

実際の状況や出来事から、ポジティブな面を探そう。それが難しい場合は、自分にとってもっと悪い状況になっていたかも...と想像してみよう。もちろん、言うは易し行うは難し、かもしれない。そこで、物珍しいものには脳がドーパミンを分泌して反応し(英文)、これがヒトの気分を良くさせ、これまでの考え方をリセットするのに役立つ、という仕組みを利用してみよう。

普段とちょっと違うことをやって、脳を刺激するのだ。たとえば、椅子の高さを低くしたり、高くしてみるだけでもよい。いつもと違うタイプの音楽を聴くとか、散歩のルートを変えるといったことでもOK。

3: 今起こっていることと、これから起こることに関係はない

数分前の結果が、数分後の結果を誘引するわけではない、ということを肝に銘じること。同様に、今朝の出来事と午後起こることに、関係はない。

自分にとって、良からぬことが続くと「これって、運が悪いからじゃないだろうか」と、つい疑心暗鬼になることもありますが、この思い込みに支配されてしまうと、ほんの些細なことでも気になってしまい、負のスパイラルに陥ってしまうおそれも...。

これらのコツを参考に、自分のネガティブ思考が作り出す「ツイてない日」から、自分を解放してあげましょう。


The Science Behind "Having a Bad Day" (and how to solve it)
[The Blog of Steve Schwartz]

Steve Schwartz(原文/訳:松岡由希子)

 

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