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ゲストライター  - ,  10:00 AM

経験者が綴る、極端すぎる脱マルチタスクへの軌跡

経験者が綴る、極端すぎる脱マルチタスクへの軌跡

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ライフハッカーでもたびたび採り上げている、マルチタスクと生産性の関係。時間を最大限効率的に使っているつもりのマルチタスクは、実は集中力を散漫にさせているだけ、ともいわれますね。Maggie Jacksonさんも、著書『Distracted: The Erosion of Attention and the Coming Dark Age』の中で、マルチタスク偏重により、ヒトは複雑な問題を解決しづらくなっていると指摘しています。

とはいえ、マルチタスクに慣れすぎてしまうと、この習慣を一朝一夕に変えることも、これまた難しいもの。こちらでは、脱マルチタスクにチャレンジした人の実体験をご紹介しましょう。

 


英紙「Guardian」では『My Experimental Life』の筆者で、自称「マルチタスク中毒」のAJ Jacobsさんが、マルチタスクから決別するための軌跡を、以下のように綴っています。

1日目

起床して、シャワーを浴びる。ラジオをつけずに、シャワーの水音だけが聞こえる状態にした。机に新聞を持っていって、読み始める。普段ならメールチェックしたり、朝ごはんを食べながら、というところだが、「ながら」はNGだ。昼食のとき、妻が「洗面所にあった液体ソープがなくなったので、キッチンにあったものを入れたんだけど、それで手を洗ったら、なんかヘンなニオイがするのよね~」と話しはじめたので、彼女の話を聞くことだけに集中するため、サンドウィッチを作っていた自分の手を止めた。

4日目

自分の周りには誘惑がいっぱい。つい、コーヒー、お菓子、水などなど、5分おきにデスクから立ち上がってしまう。そこで、延長コードを使って、PCの前の椅子に自分を縛ることにした。見た目の奇妙さに耐えられるのならば、この「自分を縛り付ける」という方法はオススメ。骨の折れる仕事を、2時間程度で終わらせることができた。

7日目

集中力を高めるには瞑想がよい、ということで、初心者クラスに参加。生徒8名が全員男性だったことは意外だった。僕らは円になり、先生の指示に従って座禅をした。姿勢を正して座り、目は開いたままだが、何にも注目せず、じっと動かないようにして、15分間。さらに、二度目の座禅にも20分間チャレンジした。壁を見つめ、呼吸を数える。次第に雑音が気にならなくなった。

9日目

夕食も「マルチタスクNG」にした。TVを観るのはもちろん、話すことも禁止。食べることだけに黙々と集中だ。

17日目

昼間、母から電話がかかってきた。受話器を耳にあて、目を閉じる。最近はこうやって電話で話すようにしている。午前9時~午後5時までは仕事タイムなので、その旨を母にも説明し「5時15分にかけなおすよ」と伝えて、電話を切った。

21日目

コンビニでコーラを買うのに並んでいた。「ダイエット・コークを買うのに待っているんだ。オレンジとバナナが見える」と、映画の「レイン・マン」のように僕は独り言をつぶやいた。奇妙に見えるかもしれないが、自分のことをナレーションするようにすると、生活が変わる。まず、マルチタスクの誘惑を断ち切ることができる。また、自分の感情をうまくコントロールするのにも役立つ。「むかつく!」と口に出して言ってみることで、怒りが和らぐといった具合だ。

23日目

昨日、TVゲームの『Wii Fit』で瞑想のゲームがあることを知った。専用ボードの上に乗って、画面に写るアニメのろうそくの炎を見つめる。動くと負けだ。足を組み、スタートボタンを押して、ゲーム開始。43秒後、筋肉が動いたらしい。そこでゲームは終わった。

とはいえ、TVゲームでは悟りが開けないので、毎晩、自分で座禅をしている。こうすることで、普段、デスクについているとき、自分の集中がゆらぎはじめるのを感じるのが速くなった。また、自分が何を考えているのか、気づきやすくなり、些細なことに気をとられることもなくなった

最終日

マルチタスクゼロで完璧に過ごそうと思い、BlackBerryはクローゼットに隠し、集中力を高めるために朝、瞑想した。しかし、午前10時、ビデオを観ながら参考記事をリサーチしてしまい、昼間にCNN.comをチェックしてしまった。サンドウィッチを食べながら、電話に出てしまった。

1ヶ月たっても、僕はマルチタスクに毒されている。しかし、2分ごとにメールをチェックすることの害が、わかるようにはなった。また、穏やかになった気がする。生産性も上がった。ポイントは、己に克つことができるようになった点。自分をコントロールできるようになったのだ。

いかがでしたか?

ずいぶん極端で、一見バカバカしいものもありますが、マルチタスクにどっぷり漬かっている自分自身に気づくだけでも、その呪縛から自分を解き放つ、第一歩になるかもしれませんね。

脱マルチタスクへの即席対処法としては、ライフハッカーアーカイブ記事「集中モードのときの鉄則「ブラウザのタブは2つまで」や「本気モードで集中して作業するためのパソコン環境の作り方」もあわせて参考にしてみてください。


My Colossal Task Burden [The Guardian via Kottke]

Whitson Gordon(原文/訳:松岡由希子)

 

  • ,,,,, - By

    香川博人

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