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Mac/Windows/Linuxのトリプルブートを可能にする方法(しかもBoot Camp不使用!)
WindowsとMacのデュアルブートに関しては、Apple謹製の『Boot Camp』によってかなり簡単に出来るように設定してくれているのですが、LinuxとなるとBoot Campの守備範囲外、という認識になってしまいます。今回はMac/Windows 7/生まれたてのUbuntu 10.04をトリプルブート出来る設定をご紹介!
Macユーザの方であれば、AppleのBoot Campを使ってWindowsを既にシステムにインストールしている方も多いかも知れませんが、新しくて速いUbuntuのリリースを受けて、ちょっと使ってみたい、と思っている方も実は結構いるのでは?
しかしながら、MacはデフォルトでLinuxを認識しないため、Linuxをインストールするのはご存知の通り、煩雑な作業です。
物事をさらに複雑化しているのが、LinuxとWindowsのブートローダーはそれぞれが主権を握ろうとすること。通常なら、LinuxのマルチシステムローダーはPCをシームレスに使えるようにしてくれるので良いことなのですが、Macの場合となると話は別です(OSを選択するのにメニューが2つも表示されるなんておかしな話です)。
なので、Linuxをインストールする場合、特定の設定を施してから行う必要があります。出来るだけユーザフレンドリーなトリプルブート環境を構築するステップバイステップのガイドを紹介していきますので、トリプルブート環境を作ろうかと思っている方はぜひガイドに沿って試してみて下さい!
Windows 7とUbuntu 10.04の両方をインストールする方法を取り上げていきますので、すでにWindowsが入っている方はWindowsインストールのセクションを飛ばして、Ubuntuインストールのセクションへと進んで下さい。いずれにしてもUbuntuのインストールの部分の方が複雑な(かつ重要な)手順となっています。
■MacにrEFItブートメニューをインストール
まず最初に、インストールの最中、およびインストール後にパソコンライフをより快適にしてくれるブートメニューをMacにインストールするところから始めます。
『rEFIt』はパソコンを立ち上げると毎回表示され、どのOSを使うのかを選択出来ます。デフォルトでは20秒間経過すると自動的にOS Xが起動されますが、これらの設定のカスタマイズも可能なので、Windowsで起動、Ubuntuで起動を選択することも可能です。
rEFIt's SourceForgeページからインストーラーの最新版用のDMGをダウンロード(現時点では0.14が最新)。インストーラーパッケージを起動し、インストールプロセスを進んでいって下さい(画面に従っていれば出来ます。日本語による参考URLはこちら)。
それが終了したらパソコンを再起動して、ちゃんとインストールされているかを確認。上手く行っている場合は上の画像のような画面が表示されるはずです(上手く行ってない場合はもう一度再起動をかけてみて下さい)。画面に表示されるアイコンは1つか2つ(Windowsを既にインストールしている方)のはずです。このアイコンを増やす作業を続けてやっていきます。
この段階で、rEFItブートメニューは既にフル稼働しているのですが、今カスタマイズしようとすると構成ファイルを編集する必要があります。これについてはrEFItのこちらのページ(英語)に詳しい説明があります(設定の日本語参考URLはこちら。「23 rEFItの設定ファイルが開いた」のところにあります)。デフォルトOSの変更などの設定やどのツールが下部に表示されるか、などの選択はさほど難しくないです。テキストファイルにある該当するコマンドの前にある#を削除することによってオプションを非表示設定にするだけです。また、自前の.icnsファイルのアイコンを使うことも可能(先ほどの日本語参考URLでもアイコン作りの解説ありますこちら)。
これは、ハードディスクのrEFItフォルダにあるデフォルトのアイコンを使いたいアイコンで上書きしてやれば完了です。これはこの段階で行うことも可能ですが、後回しにしてディスクのパーティション設定に進んでもらっても問題ないです。
■ディスクユーティリティでハードディスクのパーティション設定を行う
ディスクのパーティション設定にはBoot Campを使用しません。なぜかと言うと、特に必要なわけではないからです。トリプルブートの場合、ツールに実行してもらうよりも全てが見える状態の方が楽です(Boot Campを使って既にWindowsをインストールしている場合、それはそれで問題ないので、この記事のWindowsインストールのセクションはスキップして下さい)。ディスクユーティリティを開き、メインドライブ(サイドバー最上部のオプション)をクリックし、パーティションタブへ。
今回は新規パーティションを3つ作成します。これはそれぞれWindows用、Linux用、メモリ不足になった場合、Linuxが使用するLinux swap用、となります。これを行うにはMacintosh HDパーティションをクリック。既に複数のパーティションがある場合、パーティションスペースを分けたい方のパーティションをクリックし、パーティションが合計4つになるまで+サインをクリックします。
一番目の新規パーティション(Macintosh HDの真下)をクリックし、右側に表示されるウィンドウの名称欄にWINDOWSと入力します。このWindowsパーティションをMS-DOSにフォーマットし、任意のサイズを選択します。
サイズはOSが十分に入る大きさで、必要となるものが入れられる大きさであれば問題ないです。今回の例では50GBずつ分けていますが、ハードディスクの大きさと相談しながらこれは決めてみて下さい。同様の作業をLinux、Linux swap用のパーティションにも行い、それぞれのパーティションをMS-DOSにフォーマットします(フォーマットは必ずしも必要というわけではないですが、少なくともWindowsのインストールの際にはこれをやっておくと後が楽です)。
適用ボタンをクリックし、ディスクユーティリティの作業終了を待ちます。もし固まったように見えてもしばらくそおっとしてやっていて下さい。ここまでが終了したら次のステップへと進みましょう。
■Windows 7のインストール
Windowsのインストールディスクを挿入し、パソコンを再起動します(Windowsが既にインストールされている場合はUbuntuインストールのセクションへ飛んで下さい)。
パソコンが起動して、Macの起動音が聞こえたら、rEFItのドライブアイコンが表示されるまでキーボードの Option(またはAlt)キーを押し続けて下さい。CDドライブをシステムがチェックするまで少し時間がかかりますが、直にWindows CDが右側に表示されるはずです。
CDアイコンをクリックし、エンターを押してインストールを開始します。「CDから起動するにはいずれかのキーを押して下さい」という内容が表示されるかも知れませんが、その場合はそれに従うか、パソコンを再起動させて下さい。
インストールの手順に従ってナビゲートしていき、どのタイプのインストールを実行したいかを選択する画面まで来たら「カスタムインストール」を選択して下さい。これによってパーティションの選択、フォーマットが可能になります。
WINDOWSという名前を付けたパーティションを選択して下さい。フォーマットはドライブオプションをクリックしてから「フォーマット」を選択します。するとパーティションがNTFSにフォーマットされるので、次へボタンを押して下さい。インストールにはしばらく時間がかかり、その途中段階で何度か再起動を行います。
再起動の際には、起動画面でWindowsパーティションを選択して下さい(この段階ではすでにrEFItに表示されるはずなので、Optionキーを長押しする必要はありません)。
それが終了したら、ようやくWindowsデスクトップを開くことが出来ます。LeopardまたはSnow LeopardのインストールDVDからBoot Campをインストールします。取り出しボタンはまだ機能しないので、Windows Explorerからオプショナルドライブをクリックし、ツールバーから「取り出し」ボタンを選択し、手動でWindowsディスクを取り出して下さい。Snow Leopart DVDを入れると自動的にsetup.exeを実行するオプションが起動するのでそれを選択し、インストールを実行します。それが終了したらOS Xに戻り、Ubuntuのインストールを開始します。
■Ubuntu 10.04のインストール
Ubuntuインストール用のCDが手元にない場合、Macシステム(またはWindows)に戻りISOをUbuntuウェブサイトからダウンロードする必要があります。
デスクトップ、ノート、ネットブック、32-bit、64-bitなどから自分のマシンに合ったものを選択し、ディスクを作成します。(ディスクユーティリティからも可能ですが、オープンソースツール『Burn』あたりもおすすめです)。
ディスクが出来たらドライブに入れたまま、パソコンを再起動します。起動音がしたら再びOptionキーを長押しし、ブートメニューに表示されるCDをクリック。Windowsディスクになっているかと思いますが、自信を持ってクリックして下さい。OS Xは自分の知らない世界の状況が上手く判断出来ないだけです。
数分後にCDがブートし、最終的にはUbuntuを起動するかコンピュータにインストールする、というオプションが表示されるはずです。インストールを選択し、プロセスを開始します。言語の選択、タイムゾーン、キーボードタイプなどを選択していくとパーティションウィンドウに到達するので下部にある「手動でパーティションを特定する」オプションを選択します。ここからがちょっとトリッキーなのでしっかりついて来てください!
Linuxパーティションのエントリーをダブルクリックします。これまでの全てをこのガイドに従ってやって来ている場合、/dev/sda4となっているはずです。パーティションの属性を手動で設定するウィンドウが表示されるのでExt4などを選択します(それ以外を選択してもOKですが、 Ext4が新しい標準となりつつあるので、その違いが分からない方はExt4を選択するのが無難ではないかと)。ボックスにチェックを入れ、パーティションをフォーマットしマウントポイントを「/」とします。OKをクリックし、ドライブの後方にある1GBのパーティションをダブルクリックし、これを swapエリアとして使用するように設定し、OKをクリック。この段階で、ウィンドウは下記のようになっているはずです。
最後のウィンドウまでダブルクリックを続け、インストール作業を進めていきます。「ブートローダーをインストール」にチェックが入っていることを確認し、ブートローダーインストレーション用のデバイスをLinuxがインストールされているパーティションに変更します(上記の場合だと、/dev/sda4 になります)。次へをクリックして、作業を進めていきます。それが終わるとパソコンが再起動し、3つのOSを含むrEFItブートオプションメニューが表示されるはずです。両方のパーティションを無事にブート出来たなら、作業は完了!これでトリプルブートシステムの完成です。
残念ながら、UbuntuのドライバのインストールはWindowsほど簡単ではなく、実際のところ、最も難しいのはこの作業ではないでしょうか?それぞれのMacモデルごとに異なるので、一つ一つを列挙していくわけにも行かないのですが、Ubuntu Community Documentationあたりを参考にしてみて下さい。iMacのモデル別、MacBook別のページを見ながら作業すれば上手く行くはずです。可能な限り説明通りの作業を行い、分からないことはUbuntuフォーラム(日本語)で聞いてみたり、この記事へのコメントで助けを求めてみるのも手です。成功を祈ります!
設定方法はもちろん今紹介した一つだけではないですが、比較的単純でユーザフレンドリーな方法だと思い、この方法を紹介してみました。
ブートメニューが複数に分かれてしまったり、ブートの際にLinuxドライブがOS Xに認識されなかったり、などのトラブルもよくあることなので、これらのトラブルを避けるには今回紹介した方法に沿ってやってみて下さい!
やってみた方はぜひコメントで感想や、分かりづらかった点、などを教えて下さい!
Whitson Gordon (原文/まいるす・ゑびす)
- Mac/Windows/Linuxのトリプルブートを可能にする方法(しかもBoot Camp不使用!)
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- Mac/Windows/Linuxのトリプルブートが可能? from Stay Hungry, Stay Foolish2010.05.19 08:02
- 気になるエントリーです。 Mac/Windows/Linuxのトリプルブートを可能にする方法(しかもBoot Camp不使用!) 続きを読む

















MacBook ProにBoot CampでWindows 7を入れてからこの手順に従ってトリプルブートにしてみました.
非常に丁寧な説明に加えて写真付きだったので大変わかりやすかったです!
ただ,最初からWindowsがインストールしてあっても大丈夫とのことですが,私の場合はDisk UtilityでMacのパーティションを縮めて,MacパーティションとBoot Campパーティションの間にFAT形式のパーティションを2つ作成してUbuntuをインストールしたところ,Windowsが起動しなくなりました.
起動時にWindowsのドライブが認識されていないようでした.
その後,FATパーティションを削除してMac OS Extended形式のパーティションと1GBのFree Spaceを作成してUbuntuをインストールしたところ,問題なく起動できました.
ただ,何故かDisk Utilityでパーティションの状況を確認するとこのように変なことになっていました.
http://twitpic.com/2f9p92
※GPartedでは正しく認識されます
Free Spaceとして作成した場所はSwap領域を確保したはずがそのままFree Spaceとして認識され,もうHDDの容量がないはずなのにBoot Campパーティションの後ろにSwapパーティションができていて,その後ろにBoot Campと同じサイズのFree Spaceが認識されています.
ちなみにこの状態でVMware FusionからWindowsにアクセスしようとすると起動できませんでした…
FAT形式のパーティションを作成した時は,Ubuntuのインストールの際にブートメニューにrEFItとWindowsのインストールディスクしか現れなかったので,Boot Campパーティションより前にWindows関係のパーティションを作成すると不具合が生じるのかなぁと思ったりします.
なので,LinuxのパーティションをBoot Campのパーティションより後ろに作成するか,2つのMac OS Extended形式のパーティションを作成して(swap用でも約5GB必要),後でGPartedでswapのパーティションを縮めるとうまくいくかもしれません.
以上ご報告までに.