HTML5対Flash、HTML5の圧勝とは限らない?

掲載日時:2010.03.12 08:00  

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100311flashvshtml5.JPG近頃Flashは、Apple(iPadやiPhoneはFlash無し)や、Youtube(HTML5に移行)、さらにはセキュリティエクスプロイトや、のろいブラウザにうんざりしているユーザーに、けっこうな勢いで打ちのめされています。みんなFlashを倒す銀の弾を求めているのでしょうか?そして、HTML5はその弾となるのでしょうか?

ビデオのエキスパート、Jan Ozer氏は「FlashビデオはCPU大食漢だが、HTML5はスマートである」という一般的な主張が実際のところどうなのか、単純な方法論で試してみることにしました。

 

Flash対HTML5の能率対決の勝敗は、簡単に出るものと思われました。私は、YoutubeのHTML5ベースのプレイヤーを使用して、試験を行いました。具体的に言うと、Youtube動画を同じブラウザで二度再生、一回はHTML5、もう一回はFlashで再生し、再生中のCPU稼働率を測定しました

以下の表が簡潔な試験結果です。(emphasis ours)

100311flashvshtml5graph.JPG

※クリックで拡大

ビデオ再生の能率は、ハードウェアアクセラレーション能力の高さが、総合的なCPUロードにおいて、最も重要な要素といえます。FlashがハードウェアアクセラレーションにアクセスするWindowsでは、CPU稼働率はわずかなレベルまで落ちました。もしFlashプレイヤーが除去されず、GPUベースのハードウェア・アクセラレーションを持つMac(もしくはiPod/iPhone/iPad)にアクセスできた場合、HTML5とFlashのCPU稼働率の差は、かなり縮まったと思います。

さらにわかったのは、全てのHTML5ブライザ/H.264デコーダーが、等しく作られているわけではないということです。興味深いことに、全ての結果の中で最もCPU稼働率が高かったのは、Flash10.1を稼働させて、GoogleのHTML5を実行した場合でした(あくまでもWindowsの話ですが)。Macでは、FirefoxとSafariのFlashの方が、ChromeのHTML5に比べるとCPU稼働率が低いという結果が出ました。

少なくともCPU稼働率に関しては、Flashは悪くなく、HTML5が良いというわけでもないようです。全てはハードの環境と実装による、ということでしょう。

HTML5こそ最強という評判は、どうやら絶対的な真実ではなく、結局のところは、ユーザーのPCのスペックに左右されるということのようです。


Flash Player: CPU Hog or Hot Tamale? It Depends. [Streaming Learning Center via ReadWriteWeb]

Adam Pash (原文/訳:松井亮太)

 

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HTML5&API入門 (単行本(ソフトカバー))


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掲載日時:2010.03.12 08:00  

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