統計のスペシャリストが伝授、データを活用するときの5つの心得

掲載日時:2010.03.08 10:00  

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学者ならずとも、データを使って考察したり、仮説を検証する機会はあるもの。コンピュータ技術の発達により、面倒なデータ集計や難しい計算は、すべてコンピュータにお任せできるわけですが、「その結果から、何を読み解き、どう考えるか?」はヒトが担うべき重要な役割ですね。こちらでは、統計のスペシャリスト直伝のデータ活用術をご紹介しましょう。

統計学の博士課程に在学しているNathan Yauさんは、数々のデータ分析の経験から、データを活用するコツとして、以下のようにまとめています。

 

  1. 細部に注目する
    データ分析では傾向やパターンにばかり目がいきがちだが、同様に「異常値」にも注目することが大切。見逃している視点がここに潜んでいることも。

  2. 大局で捉える
    データひとつひとつを別々に捉えるのではなく、データひと塊をザクっと捉えて、大きく考えることを心がけよう。

  3. 予断を持たない
    データ分析は可能な限り客観的に行うべき。予断や先入観により、データ結果に影響を与えないこと。

  4. データの外も見る
    いまあるデータは事象の一部にすぎない。より多くのデータを収集することで、多くの結果が得られ、より信頼性の高い分析につながる。

  5. 「なぜか?」を考える
    最も重要なのは、「その原因は何か?」を徹底的に考えること。因果関係の有無を分析する際は、それが道理にかなっているかをきちんと見直してみよう。数字は非常に有用なものだが、ヒトが介在すれば必ずミスはあるもの。「数字」を過信しすぎず、常に「なぜか?」を問う姿勢を持とう。

データを活用するときのポイントは、大局と局所という対極を、頭の中でうまくバランスさせることのようですね。予断や過信も要注意。できるだけ客観的にデータを捉えることで、ミスリードを防ぐことができるそうです。ぜひこれらの方法をデータ分析に活用してみてくださいね。


Think like a statistician - without the math
[FlowingData]

Kevin Purdy (原文/訳:松岡由希子)

 

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