未来の自分に、リマインダーとして手紙を書こう
掲載日時:2010.01.20 08:00
先日、郵便受けにこんな手紙が入っていました。
差出人は自分、宛名も自分。しかも、自分の字。思い出すのに数秒かかりましたが、これは半年前、あるワークショップで私自身が書いたものでした。その最終日にインストラクターが、半年後の自分に手紙を書くという課題を出したのです。
書く内容は、そのワークショップで学んだこと、今自分が抱えている問題、これから改善したいこと、それと自分へのねぎらいです。つい半年前のことなのに、すっかり忘れていました。そして、自分で書いたものに、とても感動し、励まされました。
人は忘れていく生き物。まだ1月なのに、あれ、新年の誓いって何だったっけ? と思い出せない人もいることでしょう。
そんな人でも、長続きしない自分はダメだ、とあきらめずに、発想の転換で、覚えているうちに未来の自分にリマインダーを送る、というのはどうでしょうか。とっても忘れっぽい人だったら、1ヶ月後の自分宛、学期ごと、四半期ごとでもよし、半年後でもよし。一年の最後に振り返りたかったら、クリスマスあたりの自分宛でもいいし、大きなプロジェクトを抱えている人は、それが終わった頃の自分宛でもいいかもしれませんね。
もう一度、手紙に記す内容をまとめますね。もちろん、このリストにとらわれなくても大丈夫です。
1. 最近学んだこと、感動したこと
2. 現在抱えている問題
3. これから改善したいこと
4. 開封するときまでに達成したい目標
5. 今自分ががんばっていること
6. 手紙を開けるときまでにがんばったであろう自分へのねぎらいの言葉
などです。また、手紙を書く目的は、
1. 自分で設定したゴールを忘れないようにすること
2. やる気を持続させること
3. 自分を励ますこと
4. 自分を客観的に見ること
などなど。これらに一番効果があるのは、リアルな手紙です。紙に書いて封筒に入れ、自分の宛名を書いて、切手を貼ります。家族や友人に頼んでおいて、3ヶ月後なり、半年後なりに投函してもらいましょう。それができなかったら、机の中にしまっておいて、自分で期日が来たら開封します。
いきなり手紙と言われても、何を書いていいのかわからない、という人は、自分が普段慣れているスタイル、例えばTo-doリストを書く要領で、『Evernote』などに箇条書きしてもいいと思います。あとは、カレンダーのアラーム機能を使って、日にちが経ったらファイルを開くようにすればいいのです。郵便受けを開けたときのサプライズよりは小さいものかもしれませんが、懐かしく、かつ、新鮮な出合いがあることでしょう。
自分しか見ない、秘密の手紙です。きっと気負わずに、すぐ書けるのではないでしょうか。
さあ、今すぐにでも、未来の自分に手紙を書いてみませんか。私も半年前の自分からの手紙を読んだあと、すぐに半年後の自分への手紙を書きました。今、タイムカプセルを学校の裏庭に埋めたような気分です。
(山内純子)
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