徒然草の現代語訳が無料で、携帯でも読めるサイト
掲載日時:2009.11.04 08:00
つれづれなるままに、英語の記事を訳したり編集したりしていたら、無性に古典が読みたくなってしまいました。
英語の翻訳はたくさんあるのに、ネットで見られる古典の現代語訳って、教科書や参考書の訳文がほとんどだったりするわけで。そんななか、たいへん読みやすくわかりやすい徒然草の現代語訳を公開してくれているのが、こちらの「徒然草(吉田兼好著・吾妻利秋訳)」。
読みやすさのほどを確かめるため、誰しも教科書で読んだことがある「第五十二段」、仁和寺の法師のセリフをちょっと引用しますね。
原文:
「年比思ひつること、果し侍りぬ。聞きしにも過ぎて尊くこそおはしけれ。そも、参りたる人ごとに山へ登りしは、何事かありけん、ゆかしかりしかど、神へ参るこそ本意なれと思ひて、山までは見ず」訳:
「前から思っていた事を、ついにやり遂げました。これまた、噂以上にハラショーなものでした。しかし、お参りしている方々が、みんな登山をなさっていたから、山の上でイベントでもあったのでしょうか? 行ってみたかったのですが、今回は参拝が目的だったので、余計な事はやめておこうと、山頂は見てこなかったのです」
仁和寺の法師に「ハラショー」と言わせてしまう見事なセンスに脱帽です。ほんやくコンニャクに近づきつつあるGoogle様の手の届かない領域であることは間違いないようです。
しかも、このサイトの魅力はこれだけではないのです。
携帯でも閲覧できるはてなダイアリーや、各段の目次、テキスト検索、そしておもしろいのが「おりにかなう助け」のタブ。こちらのリンクからは、「平安を必要とするとき」「心配事で不安にさいなまれるとき」など、そのときの心情に合わせた内容の段を直接読むこともできます。
また、徒然草の一節を定期につぶやいてくれる「つれづれぼっと」もありますので、ふと古き日本の言の葉に触れたいと思ったことのある人には、ぜひお勧めです。
さらに現在は『源氏物語』の現代語訳もスタートしているそうです。長編中の長編ですが、こちらも成就されることを願っております。
(常山剛)
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「序」読んですでに吹きましたw
徒然草は、本当に素晴らしい読み物です。
ただ、源氏物語の現代語訳もされている点は、非常に残念です。
源氏物語とは、ジャンルを一言で表すと、不倫物語です。
その様な読み物を、名作とする人々の心は、私には理解出来ません。
古典は古語を楽しむもののような・・・
ちなみに、源氏物語、不倫物語とはちょっと違いますよ。そう思われがちですが。すべてを古語で読んで頂ければどうして名作なのかが理解できるかと思います。