有名政治家に学ぶ、説得できる話術
掲載日時:2009.07.16 16:00
バラク・オバマ米大統領の就任演説が全米を熱狂させたことは記憶に新しいですが、「BBC News Magazine」が政治評論家やスピーチライターに取材したところによれば、政治家のスピーチ術は私たちの日常生活にもいろいろと応用が効くとのことです。
日常会話における議論・説得・おねだり・弁解・嘆願などなどのシーンで使える、政治家のスピーチ・テクニック2つのご紹介です。
■正反対を並べるコントラストの術
例)"ask not what your country can do for you ,ask what you can do for your country(国家が自分に何をしてくれるかではなく、自分が国家のために何ができるかを問おう)" ――ジョン・F・ケネディ/1961年
ネガティブな事柄のあとにポジティブな事柄を持ってくるのがミソです。そうすると後者がよりくっきりと引き立ってくるのだそうです。鉄の女サッチャーの有名な言葉"You turn if you want to, the lady's not for turning.(後戻りしたいならすればいい、女は後戻りしない)"もこのコントラストを利用した話法。
以下に続きます。
■3回繰り返しの術
例)"Education, education, education(教育、教育、教育!)" ――トニー・ブレア/1997年
同じ単語、もしくは似た意味の単語などを3回繰り返すマントラ法です。オバマ大統領の勝利演説では10分間で29回もこのワザが使われました。3回というのは、その言葉を絶対的に印象付ける最少の回数なのだとか。"here, there and everywhere"などの表現もこれに当たりますし、キリスト教のお祈りの言葉でもよく使われているそうです。
私もオバマ大統領の専属スピーチライターみたいに有能(かつ若くてイケメン)な側近がほしい......とも思いますが、とりあえず当面はそのテクニックのエッセンスだけでも盗みましょう。
オリジナルの「必勝説得話術」をお持ちの方がいたら、ぜひとも教えてくださいね。
Want to know how to handle all of these? [BBC News Magazine via LH Australia]
Kevin Purdy(原文/吉川晶子)
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そうえば、関西の有名人、かの浜村淳が映画解説のときに『逃げる、逃げる、逃げる』(シャイニングの場合)と3回繰り返すのもその有効性を証明してますね。