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ピントがちょっと甘い写真をキリッとシャープにする方法
デジカメで撮った写真で、ピントが甘いものやちょっとボケているものがある場合は、どうしてますか? 大事なイベントの集合写真などは、できるだけ全員の顔をクリアにして、写真をプレゼントしてあげたいですよね。
Photoshop使いの達人Helen Bradleyが、Photoshopのアンシャープマスク機能(『GIMP』(フリーフォトレタッチ)などの写真補正ツールにもあります)を使って、暗室で現像する時と同じようなテクニックで、写真をキリッとシャープにする方法を載せています。
[ STEP 1 ]
画像のレイヤーがいくつかに分かれている場合は、すべてのレイヤーを統合します。Ctrl + Alt + Shift + E (Macの場合:Command + Option + Shift + E)でレイヤーの統合ができます。アンシャープマスクは、一つのレイヤーにしか効果が掛けられないのです。効果のビフォア/アフターを比べてみたい場合は、統合された画像をコピーしてからアンシャープマスクを使いましょう。
[ STEP 2 ]
「フィルタ > シャープ > アンシャープマスク」を選択します。
「半径」の数値を0.5〜1.0 pixel にします。これは、写真のエッヂのどれくらいの範囲に効果を掛けるかという設定です。0.5〜1.0 pixel が大体適当な数値と言われていますが、写真のピンぼけ具合にもよるので、数値を色々変えてより良い数値を見つけてみてください。[ STEP 3 ]
「しきい値」の数値は10レベルにします。これは、どのようなレベルを写真のエッジとするかという設置です。意味が分かりにくいかもしれませんが、数値が大きいと隣り合っているモノ同士が同じモノだと見なされるので、シャープになりにくくなります。数値が少ない方が、よりシャープになります。ただ、数値をあまり下げ過ぎると、写真にノイズが入り、画像が荒れてしまうことがあります。ですから、これもプレビューを見ながら、調度良い数値を探してみてください。
[ STEP 4 ]
「量」の数値は150% 前後にします。これは、どれくらいの量の効果を掛けるかという設定です。数値が大きくなればなる程、よりシャープ効果が掛かります。
[ ポイント ]
- アンシャープマスクを使う前に、それ以外の補正や編集がしたい場合は、すべてが終わってから最後にアンシャープマスクを使います。
- 画像のプレビューは100%にしておいた方が、アンシャープマスクのダイアログで設定の数値を決める時に分かりやすいです。
- 画像を印刷する場合は、パソコンの画面で見るだけの場合よりも、気持ちキツめにシャープを掛けても大丈夫です。
...と、ここまでアンシャープマスク機能の使い方と効果を説明してきましたが、この機能は使い過ぎると本当に画像が荒れてしまうので、なかなか塩梅が難しい機能なのです。最初は、効果がハッキリと分かる方がいいような気がして、アンシャープマスクをキツ目に掛けてしまいがちなので、気をつけてくださいね。
そこで、Photoshop CS2以降をお持ちの方には「フィルタ > シャープ > スマートシャープ」をオススメします。これは、グレードアップしたアンシャープマスク機能という感じで、更に細かく設定ができるようになっています。シャープを適用したときのハロー効果(エッヂが強調され過ぎる状態)や、微妙なブレの補正、シャドウとハイライトで効果の適用を変えることなどができます。
いずれにしても、これらの効果は画像をシャープにする代わりに、画像を荒らすことに繋がっているので、バランスを見ながら、掛け過ぎには注意しましょう。
Understanding the basics of Sharpening in Photoshop [Helen Bradley via Lifehacker AU]
Adam Pash(原文/訳:的野裕子)
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