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上司にいちいち報・連・相すれば、生産性が上がる?
Photo by jurvetson.
IBMの社員2600人で調査したところ、IM、メール、SNSなどで頻繁にボスとやりとりがある人の方が、支払い請求可能な時間を生み出している(いい仕事をしている)という結果が出たそうです。「ホントかな?」と思いますよね。実際、この結果に対して、米Lifehacker編集部としても「どちらともいえない」という意見だそうです。
反論するひとつのポイントは、このIBMの社員はITコンサルティングだということ。つまり、彼らの目的が「IBMのインフラからどれだけの請求可能な時間を生み出すか?」なのです。だから、ボスと連絡を取るのは努力してそうしているわけではなく、それがコンサルとしての仕事なのです。
前もってプロジェクトの一覧を作っておくことによって、できるだけベンチタイムを減らすのは不可欠なことです。同時に、よりお金になるプロジェクトを探すというのも、会社に利益をもたらすことにつながるので大事ですよね。
多様なプロジェクトについての情報を持っていると、コンサルタントとして一歩リードしていると言えるのではないでしょうか。常にハイバリューなプロジェクトに名乗りを上げていれば、コンサルトして指名されることも多くなります。
ネットワーキングをしていれば、いい仕事が回ってくる可能性が高くなり、自分を売り込むこともできる、ということですね。
MIT(マサチューセッツ工科大学)とIBMが共同で、何千人もの社員の、メール、IM、「LinkedIn」や「Facebook」などのSNSでのやり取りを1年間モニターするという調査を行いました。すると、その中から、ボスとの強いつながりが感じられるやり取りが抽出できたのだそうです。特に、経験と知識が豊富なマネージャーや、大きなチームの中の、小さなグープでのやりとりの中にあったとのことです。
マネージャーから的を得た情報を得ることで、コンサルタントはプロジェクトを成功に導くことができます。マネージャーとのつながりがあると、プロジェクトがうまくいく。そうすれば、コンサルタントの評判も上がり、プロジェクトマネージャーとの信頼感もより高まるわけです。
この調査については、具体的な数字が挙がっています。適切な人とコンタクトを取ったコンサルタントは、平均で他の人より月に588ドル多い業績を上げていて、特にボスとのやり取りがなかった人は、月の業績が平均で98ドル低い、というものです。
一方で、コンサルタントが、マネージャーからの矛盾するアドバイスを受けてプロジェクトの方向性が見えなくなってしまったとき、複数の依頼を受けたとき、コンタクトを敢えて避けたとき、プロジェクトに対してちゃんと向き合えない状態だったときには、業績が下がっています。その他、この調査で注目すべき点は、同僚とのつながりの有無は、金銭的な差を生み出していない、ということ。船頭多くして、船、山に上るということか、ゴシップに時間を費やしてしまっているということか...

元記事を書いたケビンは去年、直属の上司とのやりとりのほとんどが、グループチャット、IM、メール、テキストメッセージで、顔を合わせたのは一度きりだったそうです。ネットを使わないコミュニケーションはめったになく、一回だけある人から午後に電話がかかってきて(その人の名前を仮に、イーナ・グラター二としましょう。どっかで聞いたことがあるような...)話をしたとき、その人は、キャリアチェンジについて悩んでいて誰かと話したかったようですが、ケビンは別に話したくはなかったのだそうです。というわけで、ケビンは「ネットを通じて」上司と強いつながりがあると言えるのだそうです。
顔を合わせての会話や会議よりも、メールなどのやり取りの方が誤解は少ないとケビンは考えています。なぜなら、ミーティングでは話がそれたり、細かい点での意見の食い違い、記憶違いなどが起きてしまったりするから。その点、メールを関係者にCCすれば、それ自体が記録になるし、面と向かっては言いにくい意見も書くことができますよね。
もちろん中には、一日に交わされる膨大な量のメールやチャットに圧倒されてしまう人(たとえば、イーサン・スマッシュさん、これも誰かに似た名前?)もいるでしょうから、ネットを使ったやりとりがベストとは言い切れないのですが。

この調査でおすすめしているのは、メールやIMでボスと頻繁に連絡を取ることですが、ケビンは、「Twitter」や「Flickr」、ゴシップブログの「Gawker」の方がむしろボスと親しい関係を作るきっかけになると言っています。なぜなら、ボスや同じチームのメンバーが、どんなことに興味があって、それはなぜなのかということを知れば、いい関係を作ることができて、それがプロダクティビティの向上につながるから。つまり、自分の話したいことをおしゃべりするより、SNSやグループチャットで他人のおしゃべりを聞く方がいいということだそうですよ。
MITとIBMのようなデータはないけれど、ケビンの個人的な経験から、彼が今までに出したいいアイディアのうちいくつかは、ボスから直接にコメントをもらったことによって生まれたものだ、という事実もあります。ボスといい関係を作る、というのは当たり前のことで、たぶんみんなわかっていることですが、メールやSNSを使ったりして、もっとよくしてみようと努力する価値はありそうですね。
Study: frequent IMs with your boss make you more productive [Ars Technica]
Kevin Purdy(原文/訳:山内純子)

派遣社員出身の著者が綴る「等身大」の仕事アドバイス
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