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格安で「Time Capsule」を自作する方法

2008.11.02 20:00 コメント数:[ 2 ]
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MacOS Xといえば、クリーンな印象を受けるGUIとユニークなソフトではないかと思います。その中でも、標準添付されている『Time Machine』は、世にあるバックアップソフトの中でも、一二を争うくらいユニークなユーザーインターフェイスを持ったバックアップソフトではないかと思います。

このバックアップソフト、機能もポイントを押さえており、使いやすいので、標準添付するAppleに畏敬の念を持ちますが、残念なことにNAS等ネットワーク接続のディスクには、バックアップ先にすることが出来ません

唯一、Appleの「Time Capsule」がバックアップ先に指定できますが、同じ機能を持つデバイス(無線LANルーターやNAS)を持っていると、購入に二の足を践んでしまうし、ネットワーク経由のバックアップストレージなんて、PCを使って安く作ることが出来ないの? と考える方もいらっしゃると思います。

そこで、PCを使って格安に「Time Capsule」を自作方法、そう、エセ「Time Capsule」の作り方をご紹介します。

エセ「Time Capsule」の作り方は、続きをクリック!
 

のっけからですが、PCの扱いに手慣れた方であれば、なんてことは無い作業ですが、手順は少々煩雑です。PCに不慣れな方は、腰を据えて取り組んでみてください。

このエントリでは、作成のポイントをステップ毎に紹介して行きます。
詳しい作り方は、私(傍島)のホームページ「エセ Time Capsule Project 」にまとめてあります。このエントリを読み進んで頂いて、イケルと感じて頂けたら、アクセスして作成の手引書として活用していただければと思います。

ステップ1:まずは準備

PCと、サーバーソフトに『FreeNAS』、Mac OS X用ソフトに『iTime Machine』が必要になります。
私の場合は、稼働率の低いWindows PCに『FreeNAS』をインストールしました。『FreeNAS』は、サイズが小さいので、余っていたコンパクトフラッシュにインストールして、USBストレージデバイスとして認識させて使っています。

ステップ2:FreeNASのインストール

公式サイトで、CDのisoイメージが配布されていますので、CDに焼いて、CDから起動してインストールするのが一番お手軽ではないかと思います。CDから起動した状態でも、『FreeNAS』は使えるのですが、設定情報等は記憶されないので、今後継続して運用して行くのであれば、書き込み可能なメディアへのインストールが必須です。

ステップ3:FreeNASへディスクの追加

『FreeNAS』へのハードディスクの追加は、UNIXらしい手順で、ディスクの認識からフォーマットまでを行います。これらの作業は、Webで行うので、詳しくなくても乗り切れるかと思います。
『FreeNAS』は、FATのパーティションを認識するので、Windowsで使っているハードディスクを利用することも検討できますが、私は、1TBのハードディスクがお手軽価格になったので、『FreeNAS』用として調達しました。

ステップ4:共有サービスの開始

ファイル共有のサービスを有効にします。
Macで使うからと言って、AppleShareでないとダメと言うことはありません。私の場合は、sambaを使っています。今回のサーバーを、『Time Machine』用途以外でも使う場合は、『Time Machine』用のディレクトリを用意して、それを共有ディレクトリとして公開すると、後々の管理が楽になります。

ステップ5:『iTime Machine』のインストール

『iTime Machine』を使って、『Time Machine』がネットワーク上の共有ディレクトリを認識できるようにしてやります。手順は簡単で、ソフトを起動して[Enable Airdisks]のボタンを押すだけです。これで、『Time Machine』から共有ディレクトリが見えるようになります。

ステップ6:スペースバンドル・ディスクイメージの作成

いざ、バックアップを開始すると失敗するはずです。上手く動作させるには、ディスクユーティリティを使って、共有ディレクトリにスペースバンドル・ディスクイメージを作成する必要があります。
これを作成する理由は、『Time Machine』がネットワーク上のディスクに直接バックアップデータを書き込むのではなく、スペースバンドル・ディスクイメージに対してバックアップデータを書き込んでいる為のようです。
スペースバンドル・ディスクイメージの作成のポイントは、パーティションをハードディスクにして、ハードディスクの物理サイズよりも、おおよそ1.2~1.5倍程度のサイズで作成してやることです。

ステップ7:作業完了

これで作業は完了です。
『Time Machine』で、バックアップ先を『FreeNAS』で作成した共有フォルダを指定やれば、バックアップし始めるはずです。うまく行かなかった場合は、スペースバンドル・ディスクイメージの容量がうまく変更出来ていないケースがほとんどだと思うので確認してください。

立ち上げまでは少々手間がかかりますが、『FreeNAS』は管理も容易ですし、ハードディスクさえあれば、追加費用無しで導入可能です。是非、導入にチャレンジして下さい!

 
[エセTime Capsule Project,FreeNAS,iTimeMachine]

(傍島康雄)

 
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コメント(2)
user-pic

バッファロー社のNAS、LinkStationはTimeMachineのバックアップ先に使える機能を持っている機種がありますよ。私も実際に使っています。
なので、”唯一”ってのは違いますね。

user-pic

みやぎさん

>なので、”唯一”ってのは違いますね。

おっと。これは、失礼しました。
LinkStation が対応するのであれば、結構お手軽に使えますね。

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